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2014年06月01日

Bluetoothスピーカーの実験 (自作、組み込み用)

あきばお~のBluetoothスピーカーα ブラック
▲分解したBluetoothスピーカーα ブラック


Bluetooth3.0方式の、充電式スピーカーあきばお~さんで、ふと目にしたスピーカーを買ってみました。

Bluetooth3.0方式の、充電式スピーカーです。
 ⇒ 【充電式】Bluetoothスピーカーα ブラック  936円

スマホやPCから無線(Bluetooth)で接続すれば、ワイヤレスで、どこに置いても音楽を鳴らせるアイデア商品。
モノラルで、パッケージには一個だけ入っています。


Bluetoothスピーカーの実験 (自作、組み込み用)見た瞬間、ひらめきました。つまり、これはアレだ!

‥実は、同じような商品を、僕は以前から所有しています。
 ⇒ iPhoneの音楽を、大型スピーカーに飛ばす!

でも最近、いきなり接続が途切れる事が頻発しているのと、最近のBluetooth製品の便利さ(電源入れると自動接続)に期待して、注文してみた次第。 (左の製品だと、毎回、いちいち設定メニューから接続必要。)

届いて使ってみると、いい感じです。

電源を入れるとピロポン音がして、iPhone5と自動で接続。
音楽は手動でアプリから再生開始する必要は有りますが、特にストレスは感じません。

ただ、しばらく使っているうちに、やはり音質が気になってきました。
小さなスピーカー特有の、シャカシャカ音に、聴き疲れ感が有るんです。

そこで、分解して中身を取り出してみました。
他のスピーカーに、繋げてみよっと!!


小型スピーカーユニットBluetooth基板ユニット
左:外寸4cmの小型スピーカー。 4Ω3W。  / 右:取り出した基板(マイクとバッテリーは外してあります)。

基板は、5cm四方で高さ1cm程度のサイズ。
充電式バッテリーが付いてたのですが、組み込み用(据置型)に、取り外しておきました。


Bluetooth3.0基板を加工整流用ダイオードで電圧降下
左:バッテリーの配線をカット。 / 右:USBコードにダイオードを直列でかまして、電圧降下。

バッテリー電圧は4V程度だったので、USBの5Vに整流用ダイオードをかまして電圧降下。
原始的wな手法ですが、カンタンに0.6Vの電圧を落とすことができます。 (注:発熱有り

そして、電源配線を、バッテリー用のパターンにハンダ付け

この状態で起動させ、テスターで測ると、電圧は4.38~4.41V。
ダイオード直列2個では、3.70~3.76Vでした。

 ⇒ 参考ページ:USB端子から5ボルトを取る方法


Bluetooth組み込み用自作スピーカー
左:組み込み用ユニット一式。  /  右:自作スピーカーに接続。

配線を収縮チューブ等でまとめれば、とりあえず、組み込み用ユニットの完成です。

手近なスピーカーに繋ぐと、iPhoneとシンクロして、すぐに音が鳴り出します。
実に便利。 ユニットの出力は3Wで、室内で聞いてる分には十分です。

インピーダンスマッチングとか、電源の雑音とか、いろいろ突っ込みどころは有りますが、普段使いのBGMには、調度良いかなと‥。


ちなみに、このユニットは、次に作る自作スピーカーに組み込む予定で考えています。
 ⇒ Amazon : Stereo(ステレオ)2014年8月号: 本
 ※今年はフォステクス2ウエイスピーカーユニットが付録!!

その際は、またレポートしたいと思います!




PS:電話の際、iPhoneではなく、スピーカーから音が聞こえる場合が‥。
ユニットに付いてるマイクを、活かした方が良いかも。 と、悩み中。

 
 





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この記事へのコメント
写真の感じからしてこれですね
http://www.aitendo.com/product/6200

Bluetoothモジュールに周辺回路+バッテリーまでついて
その値段なら買いですね
Posted by mao at 2014年06月02日 03:57
おーっ! モジュール本体はステレオ出力なんですね。

情報ありがとうございます!

基板にはNS4158が1個ですが、改造すれば‥、ムフフ。
Posted by IGUIGU at 2014年06月02日 08:00
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