2010年12月16日
シリコン コーキング剤の保存方法!(自作キャップの作り方)
後日、この記事よりも、もっと簡単で確実な方法を発見しました。
⇒ シリコンコーキングの保存方法 そのⅢ
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防水や固定、隙間の処理など、工作の際によく利用するシリコンコーキング剤。
とても便利な素材ですが、一度でも開封すると、あまり保存が利かないのが難点。
いつの間にか、筒の中全体が、ゴムのように固まっていたりします。
今回は、簡単に作れる自作のキャップで、空気を遮断してコーキング剤を長持ちさせる方法を紹介します。
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まずは、左の写真を見て下さい。 約、一年半前の、このブログに載せた画像です。
→ コーキングのコツ_その3「施工編」
記事の中では自作のキャップを使えば、シリコンは「一ヶ月くらい持つ。」と書いていますが、さっき当時の物を開けてみたら、まだ柔らかいまま!!
2009年02月に書いた記事ですから、なんと1年10ヶ月前です!
僕もこれには驚きました。
というか、同じコーキング剤か、記憶は大丈夫なのか、不安になったほど‥。
でも確かに、この後、ホワイトのシリコン コーキング剤を買った覚えは有りません。
中のコーキング剤は、少し粘度が高い気もしますが十分に使えるレベル。
※後日談:4年後に使いきりました(笑)
前回は、キャップの事については簡単にしか触れていないので、作り方を説明しておきます。
利用するのは、一本に一個、付属してくるポリプロピレン製のノズル。
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▲左:適当なところ(肩から1.5cmくらい)でカット。 / 右:バーナーかライターで遠くから炙ります。
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▲左:透明になったら、空き缶に押し当てて口をすぼめていきます。 / 右:時々、熱を加えて暖めます。
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▲左:口が塞がったら、空き缶の底に押し当てて冷やします。 / 右:内側からもペンの尻で押して形を整えます。
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▲左:完成したキャップ。 / 右:本体の開口部と当たる部分が変形していない事を確認(右端は失敗例)。
火を使う工作なので、多少の危険はありますが、ポリプロピレンは割と冷めるのが遅いので、ゆっくりと作業できます。
何か、祭りの屋台で、飴細工で鶴とかを作るパフォーマンスに近い感じ。
というわけで、とある便利なテクニックでした。
それにしても、コーキングの仕事、また来ないかなぁ‥。
現場での作業中、僕は職人という名の、精密なマシーンと化します。
何度でもやり直しのきくパソコンでの作業と違って、指先に全神経を集中させる一発勝負の仕事は、緊張もするけど、夢中になれるんですよねー。
PS:アルミホイルを巻き付けてフタをする方法も有りますが、破けて中身が固まってしまう事も多いようです。
また、今回の方法でも、時々不良品があったりします。丁寧にゆっくり作業しましょう。
⇒ シリコンコーキングの保存方法 そのⅢ
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とても便利な素材ですが、一度でも開封すると、あまり保存が利かないのが難点。
いつの間にか、筒の中全体が、ゴムのように固まっていたりします。
今回は、簡単に作れる自作のキャップで、空気を遮断してコーキング剤を長持ちさせる方法を紹介します。
放置しても、固まらないシリコン!
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まずは、左の写真を見て下さい。 約、一年半前の、このブログに載せた画像です。
→ コーキングのコツ_その3「施工編」
記事の中では自作のキャップを使えば、シリコンは「一ヶ月くらい持つ。」と書いていますが、さっき当時の物を開けてみたら、まだ柔らかいまま!!
2009年02月に書いた記事ですから、なんと1年10ヶ月前です!
僕もこれには驚きました。
というか、同じコーキング剤か、記憶は大丈夫なのか、不安になったほど‥。
でも確かに、この後、ホワイトのシリコン コーキング剤を買った覚えは有りません。
中のコーキング剤は、少し粘度が高い気もしますが十分に使えるレベル。
※後日談:4年後に使いきりました(笑)
オリジナルキャップの作り方
前回は、キャップの事については簡単にしか触れていないので、作り方を説明しておきます。
利用するのは、一本に一個、付属してくるポリプロピレン製のノズル。
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▲左:適当なところ(肩から1.5cmくらい)でカット。 / 右:バーナーかライターで遠くから炙ります。

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▲左:透明になったら、空き缶に押し当てて口をすぼめていきます。 / 右:時々、熱を加えて暖めます。
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▲左:口が塞がったら、空き缶の底に押し当てて冷やします。 / 右:内側からもペンの尻で押して形を整えます。

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▲左:完成したキャップ。 / 右:本体の開口部と当たる部分が変形していない事を確認(右端は失敗例)。
火を使う工作なので、多少の危険はありますが、ポリプロピレンは割と冷めるのが遅いので、ゆっくりと作業できます。
何か、祭りの屋台で、飴細工で鶴とかを作るパフォーマンスに近い感じ。
というわけで、とある便利なテクニックでした。

現場での作業中、僕は職人という名の、精密なマシーンと化します。
何度でもやり直しのきくパソコンでの作業と違って、指先に全神経を集中させる一発勝負の仕事は、緊張もするけど、夢中になれるんですよねー。
PS:アルミホイルを巻き付けてフタをする方法も有りますが、破けて中身が固まってしまう事も多いようです。
また、今回の方法でも、時々不良品があったりします。丁寧にゆっくり作業しましょう。
Posted by IGU at 20:22│Comments(5)
│加工方法
この記事へのコメント
サランラップではダメなのでしょうか?
Posted by しりこん at 2017年07月09日 13:40
良いかもしれませんね! どうぞ試してみて下さーい!!
Posted by IGU
at 2017年07月12日 00:54
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コーク キーパーを使っていたのですが、夏を経ると開けるたびにドキドキしていました。(たまにしか使わないもので) 輪ゴムで抑えたり、色々やってみたのですが、不完全。何年も悩んでいました。
このキャップのアイデアは、大変良いと思います。作ってみました。早速。やけどしないよう、恐る恐る。不格好な仕上がりになりましたが、使ってみます。今までの経験から考えると、多分、うまくいくと思っています。
どうもありがとうございました。
追伸、サランラップでは、空気が入ってしまうので、短期間では構わないでしょうが、夏場の何か月ともなると、固まってしまいます。経験済み。
このキャップのアイデアは、大変良いと思います。作ってみました。早速。やけどしないよう、恐る恐る。不格好な仕上がりになりましたが、使ってみます。今までの経験から考えると、多分、うまくいくと思っています。
どうもありがとうございました。
追伸、サランラップでは、空気が入ってしまうので、短期間では構わないでしょうが、夏場の何か月ともなると、固まってしまいます。経験済み。
Posted by ありがとうございます at 2017年09月30日 17:40
記事拝見しました、今度試してみたいと思います。今までサランラップ、アルミホイルをノズルを外したネジ部にくっつけノズルを締め付ける方法試したり、ビニール袋の切れ端で口をふさぎビニールテープを巻き付けたりしましたが次使うときには固まっていました。記事の方法がうまくいけば助かります。
Posted by NATEX at 2024年01月31日 20:57
NATEXさん、コメントありがとうございます。
この方法でもやはり時間が経つと固まります。
最近、わりと確実な方法を試しているので、そのうちに記事にしますね。
この方法でもやはり時間が経つと固まります。
最近、わりと確実な方法を試しているので、そのうちに記事にしますね。
Posted by IGU at 2024年02月13日 19:10
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