2009年07月31日
ネットブックをサーバー化 → 「ネットサーバ」- その4
シリーズ最終回。
今回でネットサーバ・ネタはいったんまとめて、次は活用編の予定。
まずは『ネットブックをサーバー化 → 「ネットサーバ」- その1~3』を公開した背景。
・人気のネットブック、Aspire ONE AOA150が最安2.3万円で叩き売り状態!(NTT-Xストア)
という情報を激安情報チェックで入手。
・そのAspire ONE AOA150を買って分解してみたら、とってもシンプルな内容。
・古いPCを何年もファイルサーバーにしてたけど、調べたら消費電力の多さにがっくりorz。
・そこで、消費電力の小さなAspire ONE AOA150の中身を流用し、冷却体制を万全にしてサーバー化。名付けてネットサーバを制作。(電力、わずか8W/h )
ネットブックをサーバー化 → 「ネットサーバ」- その1 それって反則?編
ネットブックをサーバー化 → 「ネットサーバ」- その2 ヒートシンク制作編
ネットブックをサーバー化 → 「ネットサーバ」- その3 とりあえず完成編
・作ったネットサーバを24H常時稼働させて、いろいろ便利に使っちゃおう。(←今ここ)
…という経緯で、以下にサーバーに入れておくと便利なソフトをいろいろ集めてみました。
もっとも、これから書く内容は、パソコンを使いこなしている人なら、知ってる人の方が多いかな。
でも、仕事がら、様々なお客さんのサポートをしていると、意外と便利な使い方を知らない方も多いので、今回まとめておくことにしました。もし、参考になる情報があれば幸いです。
(実は、お客さんに「この記事読んだら、わかりますよー」という手抜きだったりもして…)
なお、操作やソフトは、全てWindows XPを対象としています。
■便利な使い方&お勧めソフト(次回から順次紹介予定)
その1、ファイル共有&プリンターの共有
その2、CD/DVDをイメージ化!
その3、Cドライブ(システム)をバックアップ!
その4、外出先から自宅のPCを操作!
その5、メールを指定のアドレスから携帯に転送!
その6、データを簡単バックアップ!
その7、決まった時間に再起動!
とりあえず、こんなところかな?
あと、思いついたら追加しておきますね。
■おまけ、サーバーの定義?
今回は「ネットサーバ」と名付けたパソコンを「工作」するネタを書いたんだけど、そもそも「サーバーって」何だろう。
一般に「サーバー」と言うと、大きな会社、またはPCに詳しい人が使う機器ってイメージがあるけど、そんな事はない。
WindowsとかMacとか、ほとんどのパソコンには最初からネットワーク機能が備わっていて、いろいろ便利な使い方ができるようになっている。
例えば、普通のWindowsパソコンにUSBプリンターを繋いで設定すれば、他の複数のパソコンから印刷できる。
音楽や映像を保存しておいて、他のパソコンで再生したり、ファイルやソフトを取り出したり、データを簡単にバックアップしたり等々、何台かののパソコンを連携させると、とっても便利なんだ。
その中で、データを置いておく(サービスを提供する側)パソコンの事をひっくるめて「サーバー」と呼ぶわけ。
データの内容や、提供するサービスによっては、専用のソフトを使うこともあって、例えば、ホームページ公開用のWEBサーバーなんかは、その特化した一例。
ちなみに「サーバー」と「サーバ」は、実はどちらを使ってもOK。(一つの文章の中では混在させないのが普通)
また、2台のパソコンでも、サーバー側、クライアント側と呼ぶ場合もある。(時には一台でも)
本格的にサーバー運用するならUNIX系のOSや、専用のWindows Server等を使う事が多い。
これらは必要な機能のみで構成され、権限が厳格、長時間稼働してもトラブルが少ない等の利点はあるものの、設定は困難。
個人なら、普通のWindows XPでも十分じゃないかな。
(大雑把に書いたけど、間違いがあったらご指摘願います)
詳しくはこのへんを参照
・【OS-1グランプリ】今日からはじめるOS入門
・OSの種類と選定
・フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Posted by IGU at 23:27│Comments(0)
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