2015年05月14日
肉の低温調理や食品の発酵がはかどる、ヨーグルティアという 『 神家電!! 』
まるで
生肉 っぽいけど、ちゃんと火の通った、かたまり肉とか、プリンのようなレバー、ほろほろ柔らかい鶏肉など、一般的では無いけど、とてもおいしい食感の料理を、簡単に試せる調理器具が有ります。
それは、ヨーグルティアという家電で、本来はヨーグルトを作るための保温装置。
⇒ amazon ヨーグルティア
実はこの機械で、ジップロックした肉を65℃とかの低温のお湯に漬けて保温すると、『 煮えてないけど火が通っている状態 』 になります。
これを 低温調理 と呼び、100℃以上で煮炊きしたり、焼いた肉とは別物の柔らかさで素材を味わえるという方法が話題です。
家電が実現した(用途は違うけど)、まさに画期的な低温調理という料理方法は、ネットのニュースサイトを駆け巡り(笑)、各ブログなどでも紹介され、ファンは多いようです。
中でも、ブログの写真が上手で、僕が衝動的にamazonでヨーグルティアをポチってしまった、ネタ元になったサイトがこちら。 全部、実践せずにはいられない内容ばかりです! (ブロガーとして、尊敬!!)
⇒ ヨーグルトメーカーで肉を煮る
とても興味深いレポートなので、さっそく、いろいろと試してみました。
◆豚肩ロースかたまり

とりあえず塩コショウとハーブを何種類か叩き込み、表面を焼いてジップロックに入れて空気を抜き、63℃で4時間。
見た目、じゃっかん生っぽいお肉の質感。 柔らかいけど歯応えは有る感じ。
部位のせいかボンレス ハムより硬いけど、かたまり肉を切って食べるのはちょっとワイルド。
おつまみに、丁度良いです。
普段の豚肉とは、違う感覚!
◆牛モモかたまり

こちらも、だいたい同じような味付け。
豚よりは安心なので、63℃で3時間。
ローストビーフのような、レアっぽい色の仕上がりになりました。
でもなぜか今回は、ちょっと臭みが出て、好みでは無いかも。
レアに近い食べ方なので、産地や肥育方法で、好みが別れる可能性あり。
◆鶏もも

これは、美味しかった!
事前に、鶏肉に味付けして、少し待ってからヨーグルティアに投入。
ちなみにコレ、100℃で煮てない鶏肉なんですよ!
低温調理でシッカリ火が通って、なおかつ、ギリギリ煮えてない状態のレアっぽいお肉。
しっとり柔らかく、食べ飽きない、鶏ももです。
◆鶏レバー

先のサイトで、『 まるで肉のプリン! 』 と称された鶏のレバーの低温調理。
これは、食べてみたかった!

機械ごとのバラツキか、僕のヨーグルティアでは、63℃では完全に火が通ってしまったので、やり直して62℃3時間。
注:中まで火が通ったか、要確認!! こちらは沖縄市、実験時の室温26℃以上
← 写真:63℃3時間の鶏レバー
ヤバすぎる! 舌の上でトロけて、レバー特有のガサガサ感が有りません。
形をかろうじて保った、ペーストのような食感!
ここからは、応用編。 前の別ブログ記事に頼らず、自分で実験して行きますが‥。
◆鶏ハム(胸肉)


味付けをして、少し寝かしてから丸く形を整えて低温調理。
こちらも、63℃で3時間
鶏ハムの作り方は、前に一度レポートしています。
⇒ 鶏ハム、バンザイ!! (格安・お手軽・美味しい自作ハム)
でも、前に作った時に較べ、ちょっと雑な仕上がり。
これ、作り方しだいで、もっと美味しく出来るはず!
人マネでなく、おいしい料理を作ろうと思ったら、新しい調理方法を追求して行かないと、!!
これは、リベンジ(再挑戦)が必要です。
⇐ 前回の鶏ハム
◆ヨーグルト漬けステーキ

安い肉が手に入ったので、柔らかくする実験。
ヨーグルティアで作ったヨーグルトが大量に有ったので、ステーキ肉を漬け込んでみました。
冷凍肉にヨーグルトをからませ、自然解凍。 常温で4時間放置。
前にすり下ろした玉ねぎで柔らかくした時には及ばないけど、十分ほぐれた感じ。
味にクセが無いぶん、こっちが簡単で良いかも!
◆豆乳ヨーグルト

実は、豆乳でもヨーグルトが出来るって、知ってました!?
牛乳の代わりに、成分無調整の豆乳に、市販の固形ヨーグルトを混ぜて保温すると、あら不思議! 一晩でヨーグルトが完成です。
わずかに豆乳の風味が残り、サッパリとした感覚。 ちょっとヘルシーなヨーグルト。
僕はプリン体と戦う『PA3』や、何種か試してみましたが、豆乳でもちゃんと発酵します。
少し残しておいて、継代培養で何回か作ることも可能。
なお、ヨーグルトは菌株ごとに、ベストな発酵温度は違うようです。
⇒ ヨーグルト 発酵温度 でググってみると、面白いかも。
◆納豆


僕が好きなのは、小粒納豆。
amazonで見つけたので試してみました
⇒ 国産(北海道) 小粒大豆 1kg チャック付。
が、近所のホームセンターで、もっと小さい大豆が安く売られてました ( メイクマン西原店 沖縄産小粒大豆 300g / 125円) 。
ちなみに、ヨーグルティアでの発酵に2日位かかるので、豆の表面の乾燥対策や、室内に漂う匂いとか、手間を考えると、納豆は普通に買ってきたほうが良いかなぁ‥。
いちおう、これから頑張って、ストックの小粒大豆を消費して行きますorz。
◆西京味噌

ヨーグルティアの説明書に有ったので、実は、一番最初に作ったのが、西京味噌。
わずか1日で味噌ができる!? 画期的なので試してみたけど、ちょっと違う感が強かったです。
なんていうか、甘すぎて‥。 西京漬けも好きなので、豚ロースを浸けて見たけど、うーん。
悔しいので、これもいつか、リベンジしてみます。
というわけで、駆け足で ヨーグルティアによる 『 低温調理 』 や 『 発酵 』 の実例を追いかけてみました。
ネットで掲載されている記事のレシピを真似して料理するのは簡単ですが、自分で工夫するのは何度も試行錯誤が必要で、難しいですね。
それでも、この数日間で、いろいろと面白い発見が有りました!
こーいう記事は、実用性やコストを求める女性より、ロマンを感じるオッサンの方が、共感できるかも(笑)。
僕は懲りずに、もうしばらく、低温調理を極めて行こうと思います。
また、新しい発見が有ったら、ブログにアップ ( もしくは追記 ) してゆきますね!

それは、ヨーグルティアという家電で、本来はヨーグルトを作るための保温装置。
⇒ amazon ヨーグルティア
実はこの機械で、ジップロックした肉を65℃とかの低温のお湯に漬けて保温すると、『 煮えてないけど火が通っている状態 』 になります。
これを 低温調理 と呼び、100℃以上で煮炊きしたり、焼いた肉とは別物の柔らかさで素材を味わえるという方法が話題です。
家電が実現した(用途は違うけど)、まさに画期的な低温調理という料理方法は、ネットのニュースサイトを駆け巡り(笑)、各ブログなどでも紹介され、ファンは多いようです。
中でも、ブログの写真が上手で、僕が衝動的にamazonでヨーグルティアをポチってしまった、ネタ元になったサイトがこちら。 全部、実践せずにはいられない内容ばかりです! (ブロガーとして、尊敬!!)
⇒ ヨーグルトメーカーで肉を煮る
とても興味深いレポートなので、さっそく、いろいろと試してみました。
◆豚肩ロースかたまり


見た目、じゃっかん生っぽいお肉の質感。 柔らかいけど歯応えは有る感じ。
部位のせいかボンレス ハムより硬いけど、かたまり肉を切って食べるのはちょっとワイルド。
おつまみに、丁度良いです。
普段の豚肉とは、違う感覚!
◆牛モモかたまり


豚よりは安心なので、63℃で3時間。
ローストビーフのような、レアっぽい色の仕上がりになりました。
でもなぜか今回は、ちょっと臭みが出て、好みでは無いかも。
レアに近い食べ方なので、産地や肥育方法で、好みが別れる可能性あり。
◆鶏もも


事前に、鶏肉に味付けして、少し待ってからヨーグルティアに投入。
ちなみにコレ、100℃で煮てない鶏肉なんですよ!
低温調理でシッカリ火が通って、なおかつ、ギリギリ煮えてない状態のレアっぽいお肉。
しっとり柔らかく、食べ飽きない、鶏ももです。
◆鶏レバー

先のサイトで、『 まるで肉のプリン! 』 と称された鶏のレバーの低温調理。
これは、食べてみたかった!


注:中まで火が通ったか、要確認!! こちらは沖縄市、実験時の室温26℃以上
← 写真:63℃3時間の鶏レバー
ヤバすぎる! 舌の上でトロけて、レバー特有のガサガサ感が有りません。
形をかろうじて保った、ペーストのような食感!
ここからは、応用編。 前の別ブログ記事に頼らず、自分で実験して行きますが‥。
◆鶏ハム(胸肉)



こちらも、63℃で3時間
鶏ハムの作り方は、前に一度レポートしています。
⇒ 鶏ハム、バンザイ!! (格安・お手軽・美味しい自作ハム)

これ、作り方しだいで、もっと美味しく出来るはず!
人マネでなく、おいしい料理を作ろうと思ったら、新しい調理方法を追求して行かないと、!!
これは、リベンジ(再挑戦)が必要です。
⇐ 前回の鶏ハム
◆ヨーグルト漬けステーキ


ヨーグルティアで作ったヨーグルトが大量に有ったので、ステーキ肉を漬け込んでみました。
冷凍肉にヨーグルトをからませ、自然解凍。 常温で4時間放置。
前にすり下ろした玉ねぎで柔らかくした時には及ばないけど、十分ほぐれた感じ。
味にクセが無いぶん、こっちが簡単で良いかも!
◆豆乳ヨーグルト


牛乳の代わりに、成分無調整の豆乳に、市販の固形ヨーグルトを混ぜて保温すると、あら不思議! 一晩でヨーグルトが完成です。
わずかに豆乳の風味が残り、サッパリとした感覚。 ちょっとヘルシーなヨーグルト。
僕はプリン体と戦う『PA3』や、何種か試してみましたが、豆乳でもちゃんと発酵します。
少し残しておいて、継代培養で何回か作ることも可能。
なお、ヨーグルトは菌株ごとに、ベストな発酵温度は違うようです。
⇒ ヨーグルト 発酵温度 でググってみると、面白いかも。
◆納豆



amazonで見つけたので試してみました
⇒ 国産(北海道) 小粒大豆 1kg チャック付。
が、近所のホームセンターで、もっと小さい大豆が安く売られてました ( メイクマン西原店 沖縄産小粒大豆 300g / 125円) 。
ちなみに、ヨーグルティアでの発酵に2日位かかるので、豆の表面の乾燥対策や、室内に漂う匂いとか、手間を考えると、納豆は普通に買ってきたほうが良いかなぁ‥。
いちおう、これから頑張って、ストックの小粒大豆を消費して行きますorz。
◆西京味噌


わずか1日で味噌ができる!? 画期的なので試してみたけど、ちょっと違う感が強かったです。
なんていうか、甘すぎて‥。 西京漬けも好きなので、豚ロースを浸けて見たけど、うーん。
悔しいので、これもいつか、リベンジしてみます。
というわけで、駆け足で ヨーグルティアによる 『 低温調理 』 や 『 発酵 』 の実例を追いかけてみました。
ネットで掲載されている記事のレシピを真似して料理するのは簡単ですが、自分で工夫するのは何度も試行錯誤が必要で、難しいですね。
それでも、この数日間で、いろいろと面白い発見が有りました!
こーいう記事は、実用性やコストを求める女性より、ロマンを感じるオッサンの方が、共感できるかも(笑)。
僕は懲りずに、もうしばらく、低温調理を極めて行こうと思います。
また、新しい発見が有ったら、ブログにアップ ( もしくは追記 ) してゆきますね!
Posted by IGU at 21:17│Comments(6)
│料理とか保存食
この記事へのコメント
とても面白く読ませていただきました。やってみたくなりました。
Amazonで調べてみます。
Amazonで調べてみます。
Posted by ぬうは農園
at 2015年05月14日 21:43

面白くて実用的ですよ。
本来のヨーグルト作りに使って、十分に元が取れます!
本来のヨーグルト作りに使って、十分に元が取れます!
Posted by IGU
at 2015年05月15日 19:54

ヨーグルとの作り方とは既存のヨーグルト半分位+砂糖若干+ミルク(牛乳半分)を密閉容器過去のヨーグルト容器でOK に入れ車の車内に沖縄(夏)であれば3時位まで入れれおけばヨーグルトの出来上がりです。因みに関東近県でも最近異常気象で35-6度ありますから社内は60度位になるかのも?1日でヨーグルトになります。
Posted by マッチ at 2015年08月21日 20:14
とってもユニークな視点! 僕には思いつかなかった‥。
普通の人が実行するには、タイマーや頻繁な確認が必要かもですね。
普通の人が実行するには、タイマーや頻繁な確認が必要かもですね。
Posted by IGU
at 2015年08月22日 19:58

3時間って… 全然中心温度は設定した温度になっていないと思いますよ…
まさかとは思いますが、開始時、水でやっていませんよね? 水でやっていた場合、設定温度になるまでに1時間近くかかりますから設定温度での加熱時間は2時間ほどしか無いことになります。細切れならともかく、塊肉では中心まで熱が入っているかどうかかなり怪しいです。
食中毒の危険性もありますし、もう少し長い時間でやった方が良いと思います。
まさかとは思いますが、開始時、水でやっていませんよね? 水でやっていた場合、設定温度になるまでに1時間近くかかりますから設定温度での加熱時間は2時間ほどしか無いことになります。細切れならともかく、塊肉では中心まで熱が入っているかどうかかなり怪しいです。
食中毒の危険性もありますし、もう少し長い時間でやった方が良いと思います。
Posted by 自分もやっていますが at 2016年11月29日 02:49
もちろんお湯からスタートですし、火が通り過ぎていたので時間を短縮したと書きました。
匿名で、想像で決めつけて相手を非難する。 こういうコメントを、いらないお節介といいます。 誰も何も書けなくなってしまいますよー。
匿名で、想像で決めつけて相手を非難する。 こういうコメントを、いらないお節介といいます。 誰も何も書けなくなってしまいますよー。
Posted by IGU
at 2017年01月23日 22:09

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