2012年03月10日
レトルトパウチを、再パウチ!! (ハンダゴテ使用)
生活に便利なレトルト食品や、様々なパック商品。
小分けにされていて、いつでも新鮮な食材を扱える、便利な技術です。
でも、もうちょっと少量の小分けがあったら‥。 そー思うことって、有りませんか?
僕は時々、レトルトを自分で溶着して再分割し、保存して使っています。
← 写真:100gのピザソースを、2つに分割保存。
‥例えば、ピザソースや、溶けるチーズ、パスタ・ソースなど、一回で使い切れなかった場合‥。
パック商品は、いったん封を開けると、「保存性」は著しく低下してしまうのが、難点。 前に、ピザを焼こうとして、ソースにカビが生えていて、泣く泣くあきらめた事も‥。
今回紹介する方法なら、そ~言った心配も解決。 画期的です!!
パック詰めされた食品は、殺菌などの設備の整った工場で製造されています。
素人や家庭では、保存食作りは、なかなか難しいジャンルです。
(瓶詰めなどの方法は有りますが‥ → 梅ジャム、成功!)
でも、レトルトの封を切る前なら、小分けにする事が可能なんです。
つまり、封印されたレトルトのパックを、殺菌状態のまま分割しちゃうのが、今回の方法。
再分割したレトルトの数々。 一回分の容量に小分けし直しています。
▲左:ハンダゴテ (LEDを付ける改造をしています) / 右:セロテープ。
用意するのは、ハンダゴテ(最近は100均でも売ってます 20W程度でOK)、適当な木片、ステンレスの定規、そしてセロハンテープです。
ハンダゴテは、ハンダと呼ばれる合金を溶かして、電子パーツをくっ付けるための工具です。 先端が高温になるので、取り扱いには、注意!
セロハンテープは、最近はお店で見かけませんが、机の中を探すと、茶色く変色したのが有りませんか?
実はこのセロハン、耐熱温度がかなり高く、ハンダゴテの熱にも簡単には溶けません。
このセロハンで保護しつつ、レトルト食品のパックを溶かして、裏表をくっ付けてしまうのが今回の作戦です。
▲左:中央にセロテープを張ったパックを、木片の上に置きます。 / 右:ハンダゴテで溶かしていきます。
まずは、レトルトのパックの、中央部分にセロテープを張ります。 シワにならないよう、スキマができ無いよう、キレイに! 内部の固形物も、溶着する箇所から、追い出しておきます。
適当な木片の上に分割する部分を乗せたら、定規を押し当てて、熱したハンダゴテを滑らせます。
この時、パックを完全に溶かしてしまうつもりで、時間を掛けてやります。
ピザソースやチーズのパックなら、1秒で1cm程度。
パスタソースなどの頑丈なパックなら、ジュッと音がして、銀色の中間膜が見える程度まで(1秒で1~3mm)
→ 頑丈なレトルトは、完全に溶かすつもりでゆっくりハンダゴテを滑らせます。
これを、5mmほどスキマを開けて、2本行います。
裏返して中身を押してみて、くっついていれば、完成! 甘いようなら再び繰り返します。
分割後、重量を測ってみると、なかなか同量に分けるのは難しいようですが、だいたい同じになっていれば良しとしましょう。
なお、セロテープは張りっぱなしでOKです。
▲左:分割後、2本入れたハンダの線の間を切り抜きます。 / 右:同量に分けるのは、ちょっと難しいです。
というわけで、この方法なら様々な食品のパックを更に小分けに保存できます。
パスタソースとか、一人用は148円で、2~3人用が98円とか、意味不明の設定が多いのですが、この手法で分割すると、自分なりに納得できたりします (笑)。
なお、今回の方法では、工場クォリティのレトルトよりは品質が落ちるので、分割後は冷蔵庫に保管して、早めに使い切りましょう。 ← 写真:うまく溶着できていれば、押しても破れません。
以上、小分けにされたパック商品の、再分割方法でした。
‥かなりアレなネタですが、機会があったら、お試しを!
PS:便利グッズで、ビニール溶着用の商品もあります。 薄手のパックなら、これでも付きます。 (厚いパックは、無理‥)
PS:後日、ちょっとした工具を自作して、もっと手軽に分割できる、改訂版の方法を記事にしてみました。
→ パック食品を分割保存する方法
小分けにされていて、いつでも新鮮な食材を扱える、便利な技術です。
でも、もうちょっと少量の小分けがあったら‥。 そー思うことって、有りませんか?
僕は時々、レトルトを自分で溶着して再分割し、保存して使っています。
← 写真:100gのピザソースを、2つに分割保存。
‥例えば、ピザソースや、溶けるチーズ、パスタ・ソースなど、一回で使い切れなかった場合‥。
パック商品は、いったん封を開けると、「保存性」は著しく低下してしまうのが、難点。 前に、ピザを焼こうとして、ソースにカビが生えていて、泣く泣くあきらめた事も‥。
今回紹介する方法なら、そ~言った心配も解決。 画期的です!!
レトルトのパックは、自分で再分割できちゃう!
パック詰めされた食品は、殺菌などの設備の整った工場で製造されています。
素人や家庭では、保存食作りは、なかなか難しいジャンルです。
(瓶詰めなどの方法は有りますが‥ → 梅ジャム、成功!)
でも、レトルトの封を切る前なら、小分けにする事が可能なんです。
つまり、封印されたレトルトのパックを、殺菌状態のまま分割しちゃうのが、今回の方法。
再分割したレトルトの数々。 一回分の容量に小分けし直しています。
必要なのは、ハンダゴテと、セロテープ
▲左:ハンダゴテ (LEDを付ける改造をしています) / 右:セロテープ。
用意するのは、ハンダゴテ(最近は100均でも売ってます 20W程度でOK)、適当な木片、ステンレスの定規、そしてセロハンテープです。
ハンダゴテは、ハンダと呼ばれる合金を溶かして、電子パーツをくっ付けるための工具です。 先端が高温になるので、取り扱いには、注意!
セロハンテープは、最近はお店で見かけませんが、机の中を探すと、茶色く変色したのが有りませんか?
実はこのセロハン、耐熱温度がかなり高く、ハンダゴテの熱にも簡単には溶けません。
このセロハンで保護しつつ、レトルト食品のパックを溶かして、裏表をくっ付けてしまうのが今回の作戦です。
うまく同量に分けるのが、難しかったりして‥
▲左:中央にセロテープを張ったパックを、木片の上に置きます。 / 右:ハンダゴテで溶かしていきます。
まずは、レトルトのパックの、中央部分にセロテープを張ります。 シワにならないよう、スキマができ無いよう、キレイに! 内部の固形物も、溶着する箇所から、追い出しておきます。
適当な木片の上に分割する部分を乗せたら、定規を押し当てて、熱したハンダゴテを滑らせます。
この時、パックを完全に溶かしてしまうつもりで、時間を掛けてやります。
ピザソースやチーズのパックなら、1秒で1cm程度。
パスタソースなどの頑丈なパックなら、ジュッと音がして、銀色の中間膜が見える程度まで(1秒で1~3mm)
→ 頑丈なレトルトは、完全に溶かすつもりでゆっくりハンダゴテを滑らせます。
これを、5mmほどスキマを開けて、2本行います。
裏返して中身を押してみて、くっついていれば、完成! 甘いようなら再び繰り返します。
分割後、重量を測ってみると、なかなか同量に分けるのは難しいようですが、だいたい同じになっていれば良しとしましょう。
なお、セロテープは張りっぱなしでOKです。
▲左:分割後、2本入れたハンダの線の間を切り抜きます。 / 右:同量に分けるのは、ちょっと難しいです。
というわけで、この方法なら様々な食品のパックを更に小分けに保存できます。
パスタソースとか、一人用は148円で、2~3人用が98円とか、意味不明の設定が多いのですが、この手法で分割すると、自分なりに納得できたりします (笑)。
なお、今回の方法では、工場クォリティのレトルトよりは品質が落ちるので、分割後は冷蔵庫に保管して、早めに使い切りましょう。 ← 写真:うまく溶着できていれば、押しても破れません。
以上、小分けにされたパック商品の、再分割方法でした。
‥かなりアレなネタですが、機会があったら、お試しを!
PS:便利グッズで、ビニール溶着用の商品もあります。 薄手のパックなら、これでも付きます。 (厚いパックは、無理‥)
PS:後日、ちょっとした工具を自作して、もっと手軽に分割できる、改訂版の方法を記事にしてみました。
→ パック食品を分割保存する方法
Posted by IGU at 17:34│Comments(1)
│料理とか保存食
この記事へのコメント
面白い!
Posted by おお! at 2015年01月17日 17:44
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