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2011年09月09日

[車載] アナログ時計をコンソールにビルトイン!

レイジ・メーター風、アナログ時計
▲レイジ・メーター風の、車載時計。
 (注:松本零士が描くメカを、海外では「レイジ・メーター(ゲージ)」と評価してたという、ウワサ。)


今回も、ちょっとした、日々の工作ネタです。

ちょっと古いタイプの僕は、デジタルよりアナログ時計が好き!
‥っていうか、いまだに、デジタル時計を脳内でアナログ変換して「今、○時○分か‥」と、 『 絵 』 で考えるクセがあります(笑)。


なので、だいぶ前、愛車S-MXのコンソールにアナログ時計を取り付けてみました。
(カーオーディオにデジタル表示は有ります‥)


車載パーツの素材は、塩ビ系が良いみたい


電圧計とか、車載関連はいろいろ作ったのですが、見た目を良くしようとアクリル板を使った工作の回は、全て失敗でした。

ホームセンターで売っているアクリル板は、夏の車内の温度で軟化し、変形してしまう事があります。(当時は東京に住んでました)

塩ビで工作した時計で、沖縄で工作するにあたって、素材は全て、塩ビ(塩化ビニール)系の物を使用。

台座は2mm厚の発泡塩ビ。 表面の飾りはカーボンシート(素材は塩ビ)。 留め具用のプラ板も、塩ビです。

以降、数年経ちましたが、問題有りません。


透明ダイバーズウォッチを利用


自動車は、夜も運転するので、夜間は照明が無いと時計が見れません。
灯りは白色LED(発光ダイオード)を使うとして、問題は時計の文字盤への光の当て方。

軽く悩みつつ、なにげにホームセンターで腕時計を見ていると、スケルトンなダイバーズウォッチを発見。
これなら時計の外側から、文字盤を照らすことが可能です。 ラッキー!


さっそく、その980円の時計を買って、回転ベゼルをマイナスドライバーで無理やり剥がします。

[車載] アナログ時計をコンソールにビルトイン!後は、適当に切り出した2mm厚の発泡塩ビ板にカーボンシートを貼り付け、時計をホットボンドで固定。

車体への取り付け方法は、コンソールの使っていないスイッチ用の穴を広げ、1mm厚の塩ビ板を曲げた物を留め具として使いました。

照明用のLEDは、車の電源の12V(実際は14V以上)に繋ぐため、1KΩの抵抗を直列に繋いでいます。
(計算値で10mA程度の電流です。初期の頃、20mAとか流してましたが、何度かダイオードが焼けてしまいました)

このLEDも、ホットボンドで位置や角度を合わせて固定。
見る時に照明が目に入らないよう、自分から影になる部分にLEDを取り付けています。

(時刻合わせのリューズは、後から調整できます)


車の配線から12Vを探す電源は、コンソール内部の適当な配線からテスターで12Vを探しました。
できれば、イルミネーション電源(夜間、メーター照明と連動)。
見つからなければ、ACC電源(運転中、ON)に接続。

僕の車では、前オーナーのスーパーウーハーの配線から、イルミネーション電源が取れました。

配線に太めの電極(パワートランジスタの足かな?)をハンダ付けし、ホットボンドで固めた自作カプラーで接続して、完成!




と、いうわけで、この工作以降、僕の車では、いつでもアナログ時計で時間が確認できます。

思い返すと、記憶に残っている風景は、いつも遅刻しそうで慌ててる時の場面ばかりですが‥(笑)。


直感的に時間を知ることの出来るアナログ時計。
‥僕はやっぱり、デジタルよりこっちが好き。

簡単な加工で車載できるので、時間のある方は、ぜひ!


車載のアナログ時計






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