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2009年08月07日

沖縄家庭料理レシピ「ちぶるのンブサー」

沖縄生まれでも「ちぶる(チブルー)」の事を知らない友人は意外と多い。

沖縄家庭料理レシピ「ちぶるのンブサー」「ちぶる」とは、沖縄本島中部あたりで良く食べられている夏野菜で、これのンブサー(またはンブシー、→ 味噌煮)は、僕が昔から大好きな料理だ。

外観は、緑と白のグラデーション。大根くらいのサイズの野菜だ。

最近はファーマーズマーケットとかでも売られていて、シールには「夕顔(ゆうがお)」と書いてある。(最近、知ったんだけど、正式名称は「干瓢(かんぴょう)」らしい…。なんかなぁ)

沖縄では、ナーベーラー(ヘチマ)と同じく、まだ若い実を食する。
この「ちぶる」が手に入ったので、今日はンブサーだ。

以下、レシピと作り方。

沖縄家庭料理レシピ「ちぶるのンブサー」

材料:一人分
ちぶる 長さ約5センチ
3枚肉 ひとつかみ
島豆腐 5センチ四方くらい

サラダ油 適当   (大さじ2くらい)
砂糖   適当   (小さじ1くらい)
ダシ   適当   (粉末鰹ダシ小さじ1くらい)
味噌   適当   (大さじ2杯くらい)
茹で汁  適当   (コップ半分以下、3枚肉を茹でた時のやつ)

※沖縄家庭料理の分量は全て適当ですが、目安として僕のレシピを書いておきます。
※時間が無いときは、3枚肉の代わりに、ベーコンやポークでもOK! でも3枚肉と、その茹で汁を使うと、沖縄感がアップ。

沖縄家庭料理レシピ「ちぶるのンブサー」

仕込み

沖縄家庭料理レシピ「ちぶるのンブサー」沖縄家庭料理レシピ「ちぶるのンブサー」沖縄家庭料理レシピ「ちぶるのンブサー」
3枚肉を、ひたひたの水で1時間煮るか、圧力鍋で10分。
茹で冷まして冷蔵庫に入れておくと、茹で汁と油が分離するので、油を除いて汁を濾しておく。
冷めた3枚肉は、薄く切って前処理。

ちぶるは皮を剥き、2センチ程度の厚さで、食べやすい大きさにカットしておく。
種はカジってみて、堅かったら取っておくのが無難。


料理開始

沖縄家庭料理レシピ「ちぶるのンブサー」沖縄家庭料理レシピ「ちぶるのンブサー」
油を敷いたフライパンに、最初に島豆腐を入れて表面を焼いておく。

豆腐の表面に焼き色が付いたら、材料を全部入れて、豆腐を大きめに崩し、中火でコトコト。

時々、様子を見て、材料を返したり、水分が多い時はフタを開けて水蒸気で飛ばしたり、鍋の面倒を見ながら待つこと10~15分程度で完成。

沖縄家庭料理レシピ「ちぶるのンブサー」
スープは飲まない前提で、味は濃いめにした方がおいしい。

ちぶるの種は、よほど堅くなければ、僕はそのまま食べちゃう。中華料理のナッツと同類と思えばいい。

だいたい同じような作り方で、ナーベーラーやシブイ(冬瓜)等のンブサーもおいしい。
これはまた、そのうちに…。





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