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2010年10月29日

ひのもと おにこ。

僕のブログに「萌え」は似合わないのだけど、そのあまりのバカバカしさっぷりが面白かったので紹介しておきます。

「日本鬼子」とは、中国の一部の人が使う、日本人の蔑称。反日デモ隊が、プラカードに書いていたりします。

そんな罵倒を斜めに受けて「日本 鬼子 (ひのもと おにこ)って萌えキャラ作って中国人を萌え萌えにしてやろうぜ」というプロジェクトが進行中です。(← タイトルは、僕が見たソースのまま)
(すでにネット上には「ひのもと おにこ」のデザイン画が数百枚以上公開されています)。

著作権のアレもあるので、個別の画像を張るのは控えておきますが、まとめ@wikiには「政治利用さえしなければ勝手に自分のブログに登場させてもいい」と書いてあるので、wikiの代表デザイン候補のページの今日現在の画像を張っておきます。

ひのもと おにこ

で、この萌えキャラが広まるとどうなるかというと‥、「日本鬼子」のプラカードを持っている人々が、まるで「萌え」を求めてデモ行進しているように見える。という、お笑いの構図となる寸法。少なくとも、今後は蔑称として、使いにくくなりそうです。

(これを受けた中国側の反応はblog『「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む』で紹介されています)


「売り言葉に買い言葉」が、ケンカの始まりですが、こう斜めに受けてしまうと、ケンカ自体が成立しません。面白い手を考えたものです。

まっ、「萌え」自体がデモ隊にどこまで通用するのか、面白がっているのは一部のオタクだけじゃないの? って突っ込みどころは満載だけど、日本は平和的解決を願っている。
そんなメッセージが伝わればいいのかなぁ。

それにしても、日本のオタク文化は侮り難し。
少し前には、イギリスの新国旗案を萌え系にしちゃった実績もあるし‥。

萌え画の一枚一枚のクオリティの高さに、何というか、久々に「才能の無駄遣い」を見た気がしますねー。

ちなみに現在、キャラデザインの代表候補を決める投票も行われています。
→ 日本鬼子代表デザイン投票用wiki → 決定案

好きなことに打ち込んで、自由に発表できる。‥こんな国に生まれて、良かったなぁ。
工作やPCという分野のオタクでもある僕は、素直にそう思えて来るのです。


続報:
・台湾よりニュース動画:「日本鬼子」がメディアデビュー!萌系"日本鬼子" 反攻大陸宅男(11月1日)
・サーチナ:萌えは世界を救う!?日本鬼子の代表デザインがとうとう決定!!(11月3日)
・サーチナ:百度で「日本鬼子」を検索すると、検索候補に「萌化」が出現(11月4日)
・3D動画化 【MikuMikuDance】グリンピースがたべられない鬼子【日本鬼子】(11月4日)

※微妙な問題も含んでいるので、この記事は後で削除する可能性があります。コメント欄は消しておきますね。




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