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2010年07月06日

照度計・騒音計付きテスター 「MS8209」 レビュー


照度計・騒音計付きテスター 「MS8209」 レビュー電子工作や電化製品の修理に欠かせない「テスター」。

最近のテスターは、低価格な商品にも、いろいろな付加機能が付いています。


実は、照度計が欲しいと思って、秋月電子をチェックしていたら、単体で照度計を買うより、デジタルテスターを買った方が便利そうな事に気が付きました。
▲布の手提げカバンに入っていました。

なんと、テスター本体に、照度計や騒音計、その他の機能が内蔵された製品が、何種類か売られているのです。
→ 5in1 デジタルマルチメータ(テスタ+温度+湿度+騒音+照度計)MS8209 オートレンジ

早速、お取り寄せ(沖縄までの送料は500円)。

秋月電子は東京(杉並)に住んでいる時も良く行っていたお店ですが、当時の往復電車賃を考えると沖縄から買った方が安いという…。なんだか不思議だけど、便利な世の中です。

このテスター、使ってみるとなかなか優れ物なので、レビューをまとめてみました。



「デジタルマルチテスター MS8209」レビュー



MS8209の購入価格は、3,950円。

この価格帯のテスターは、日常使いに十分な程度の精度。と見た方が良さそうです。
(僕は大雑把な性格なので、「ある程度正確」なら、いいかなぁと思っちゃいます)

あっ、ちなみに血液型は、O型です。


一応、その前提で読んで下さいね。



◆「MS8209」外観

照度計・騒音計付きテスター 「MS8209」 レビューPopBox!
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◆照度計

照度計・騒音計付きテスター 「MS8209」 レビュー照度の測定は、僕が欲しかった機能。

ダイヤルを「Lux」または「×10Lux」に合わせて、テスターのヘッドを測りたい物に向けるだけで測定OK!

単位はルクス。(「×10Lux」は桁が一つ上がった数値を表示します)

これで、製作予定のLEDウインカーの明るさを、数値でレポートできそうです。

照度計・騒音計付きテスター 「MS8209」 レビューちなみに、JISの照度基準(下記参照)だと、勉強や読書で500~1000ルクス。工作は300~750ルクス必要との事です。

僕の机は、十分に明るいようです。



◆騒音計

照度計・騒音計付きテスター 「MS8209」 レビューテスターを音源の方向に向けるだけで、その場所の「騒音」を計測できます。
写真は、彼女さんが弁当を作っている騒音(笑)。普段は30db程度です。

騒音の目安は、次のサイトが参考になります。
→ 騒音 dBデシベルの話し 音の大きさ

例えば、夜中にアパートの隣室がうるさい場合、測定データを大家に提出すると説得力がありそう。
携帯電話(の時計)とテスターを並べて写真に撮っておくとか…(でも、きっと変な人と思われるハズ)。

でもこれ、意外と沖縄では役に立つかも!
基地周辺の地域では、リアルに騒音を数値化して記録できそうです。




◆温度計

照度計・騒音計付きテスター 「MS8209」 レビュー体感的には、少し高めに表示しているかなと思ったけど、温度計と較べてみると、そうでも無い様子。
照度計・騒音計付きテスター 「MS8209」 レビュー
これも、テスター上端のセンサーが温度を測定しますが、付属のプローブを付けると400℃まで測れるようです。




◆湿度計

照度計・騒音計付きテスター 「MS8209」 レビュー湿度計は、基準となる正確な測定器を持っていないので、カメラケース用の簡易メーターと比較してみました。
まあ、数パーセント違った所で、実生活には影響が無いので、良しとしましょう。

照度計・騒音計付きテスター 「MS8209」 レビュー





◆電圧・電流計

テスター本来の測定機能。

もう1ランク、安い製品も有ったのですが、この 「MS8209」 に決めたのは、電流を10A(アンペア)まで測れるから。
HIDなどの自動車ランプや、家電製品の電力を測るには、最低でもこのクラスが必要なんです。

メーカー出荷時に校正されているハズですが、興味もあるので僕の持っているテスターと比較してみました。(充電済みバッテリーの電圧をチェックしています)

照度計・騒音計付きテスター 「MS8209」 レビュー
(電流のテストは近日追加)


こ、これは…。
なかなか微妙な結果です(笑)。

テスターといえど、固体の誤差が数パーセントはあると考えた方が、良さそうですね。
右側2つのテスターは、同じ製品なので、さすがに揃っていますが、見てると温度によって多少の誤差が出たりします。

最初にも書きましたが、こういうもんだと理解して使う物でしょう。



※資料

JIS照度基準-住宅編


先ほど、照度計の箇所で 「 勉強や読書で500~1000ルクス 」 と書きましたが、日常生活で必要な明るさはJIS規格(一部抜粋)で下の図のように定められています。

ところで、寝室の欄。30ルクス以下での「全般」には、どんな意味があるのでしょうか?
わざわざ、JIS規格で定めてあるからには、きっと意味があるハズですが…(笑)。

照度計・騒音計付きテスター 「MS8209」 レビュー


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