今回は、iPhone5のドックコネクタを交換してみました。
水没の後、慌てて本体を分解する際、イヤホンジャックを壊してしまったからです。
⇒
iPhoneが水没したら、すぐさま、やるべきこと ( ⇒ 復活成功! )
▲左:破損したイヤホンジャックと、Assyで繋がったドックコネクタ。 右:分解修理の終わったiPhone5。
ちなみに、ドックコネクタの交換は、
iPhone4でもやった事が有ります。
(何の因果で、僕ばっかり‥ 笑)
iPhone5の分解方法
iPhone4に較べ、iPhone5は、整備性がかなり良くなっています。 ⇒
iPhone4分解時の写真
今回のドックコネクタもそうですし、ホームボタンの交換もワリと簡単。
以前のように、ほとんどバラバラの状態にまでしなくても、部品を取り替えられます。
問題は、本体のフタになっている、液晶部分の取り外し。
ちょっとしたコツを守らないと、液晶を割ったり、配線を痛めてしまう恐れがあるので、分解時の注意点を先に書いておきます。
以下、写真で。
▲左:2本のトルクスネジを専用ドライバーで外します。 / 右:吸盤で引っ張りながら、左手で押さえつつ、爪を差し込みます。
▲左:すかさず爪で広げたスキマに、ヘラを挿入してコジリます。 / 右:この部分に、ちょっとした分解用の凹みが有ります。
右側の写真は、重要なポイントなので、一度
拡大して、よく見ておいて下さい。
ちなみに、液晶の裏側下部分は、中央のホームボタン以外の個所なら、ヘラでコジっても壊れるパーツは付いてません。 ⇒
ドックコネクタの交換
最近になって徐々に、iPhone5のパーツも出回ってきて、自分で修理できる環境が整いつつあります。
今回は、楽天市場の
エコワンさんでパーツを購入しました。
ドックコネクタは、見えている(+)ネジ7本を外せば、ノーマルのパーツを取り外す事ができます。
パーツのアチコチが、両面テープでケースに貼り付いているので、ペリペリと剥がして行きます。
各部品の取り付けの向きや形状を、よく覚えておくこと!!
そして、古いドックコネクタから、マイク部分のゴムを取り外し、新しい基盤に移植します。
なお、本体側に残った両面テープのカスは、アセトン(シンナーでも可)を浸けた綿棒で掃除しておきました。
外した古いドックコネクター(左)と、通販で購入したパーツAssy(右)。
形状は、ほとんど同一です。
細部に張られている青いシートは、両面テープの保護シール。
後は、新しいパーツを元通りの形状に組み上げれば、完成!
▲分解修理の終わったiPhone5。 ちなみに、ロック画像は、昔乗っていたヤマハRZ250。
というわけで、今回は1,390円(+送料500円)で、iPhone5のドックコネクターを修理する事ができました。
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Apple iPhone5 専用ドックコネクタ + イヤホンジャックケーブル リペアパーツ【18-Mar-13P】
やがて、液晶画面などの各種パーツも、iPhone4のように、数多く出まわって来るハズ。
自分で安く修理する手法が、捗りそうです。