iPhone5の分解方法のコツと、ドックコネクタの交換!

IGU

2013年03月21日 21:16

今回は、iPhone5のドックコネクタを交換してみました。

水没の後、慌てて本体を分解する際、イヤホンジャックを壊してしまったからです。
 ⇒iPhoneが水没したら、すぐさま、やるべきこと ( ⇒ 復活成功! )


▲左:破損したイヤホンジャックと、Assyで繋がったドックコネクタ。 右:分解修理の終わったiPhone5。


ちなみに、ドックコネクタの交換は、iPhone4でもやった事が有ります。
(何の因果で、僕ばっかり‥ 笑)


iPhone5の分解方法


iPhone4に較べ、iPhone5は、整備性がかなり良くなっています。  ⇒ iPhone4分解時の写真

今回のドックコネクタもそうですし、ホームボタンの交換もワリと簡単。
以前のように、ほとんどバラバラの状態にまでしなくても、部品を取り替えられます。


問題は、本体のフタになっている、液晶部分の取り外し。

ちょっとしたコツを守らないと、液晶を割ったり、配線を痛めてしまう恐れがあるので、分解時の注意点を先に書いておきます。

以下、写真で。


▲左:2本のトルクスネジを専用ドライバーで外します。 / 右:吸盤で引っ張りながら、左手で押さえつつ、爪を差し込みます。


▲左:すかさず爪で広げたスキマに、ヘラを挿入してコジリます。 / 右:この部分に、ちょっとした分解用の凹みが有ります。

右側の写真は、重要なポイントなので、一度拡大して、よく見ておいて下さい。
ちなみに、液晶の裏側下部分は、中央のホームボタン以外の個所なら、ヘラでコジっても壊れるパーツは付いてません。 ⇒


ドックコネクタの交換


最近になって徐々に、iPhone5のパーツも出回ってきて、自分で修理できる環境が整いつつあります。
今回は、楽天市場のエコワンさんでパーツを購入しました。

ドックコネクタは、見えている(+)ネジ7本を外せば、ノーマルのパーツを取り外す事ができます。

パーツのアチコチが、両面テープでケースに貼り付いているので、ペリペリと剥がして行きます。

各部品の取り付けの向きや形状を、よく覚えておくこと!!


そして、古いドックコネクタから、マイク部分のゴムを取り外し、新しい基盤に移植します。 
なお、本体側に残った両面テープのカスは、アセトン(シンナーでも可)を浸けた綿棒で掃除しておきました。


外した古いドックコネクター(左)と、通販で購入したパーツAssy(右)。
形状は、ほとんど同一です。

細部に張られている青いシートは、両面テープの保護シール。

後は、新しいパーツを元通りの形状に組み上げれば、完成!



▲分解修理の終わったiPhone5。 ちなみに、ロック画像は、昔乗っていたヤマハRZ250。


というわけで、今回は1,390円(+送料500円)で、iPhone5のドックコネクターを修理する事ができました。
 ⇒Apple iPhone5 専用ドックコネクタ + イヤホンジャックケーブル リペアパーツ【18-Mar-13P】

やがて、液晶画面などの各種パーツも、iPhone4のように、数多く出まわって来るハズ。
自分で安く修理する手法が、捗りそうです。

 

関連記事