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2014年06月05日

【車載】 バッテリー電圧計を、車に組み込んでみた。

僕は騒音や粉塵の出る工作をする際、アパートの室内ではなく、自動車のバッテリーにインバーターをかませ、近所の空き地で100V電動工具を使います。
 (周囲に迷惑のかからない場所です。 それにしても、工房が欲しいなぁ‥)

なので、愛車のバッテリーのコンディションは、いつも気になる所‥。

今回、手頃な電圧計を見つけたので、電圧監視用に、愛車のステップワゴンRGに組み込んでみました。


小型電圧計(Amazon)左の写真は、Amazonで発見した、超小型の激安電圧計。

これ、なんと送料込みで、1個600円!! 

⇒ Amazon 【elfin203】小型デジタル電圧計 白 3.0V~30V (2線式=別電源不要/埋込型)

サイズは、基板の出っ張りをカットすれば、幅23ミリ程度。
ほんの指先くらいのサイズです。

配線は、プラスとマイナス2本だけで、駆動可能。
一部の組み込み用電圧計は、別途5ボルトのアイソレートされた別電源が必要な場合もあるので、これは便利。

裏側に校正用のVRが付いているので、正確な測定も可能です。

電圧計の取付箇所デザインは、車体を改造せず、ポン付けで考えてみました。

とすると、余っているスイッチのカバー部分が、位置的に良さそう。

電圧計は超小型なので、このサイズで作れそうです。
以下、写真で。


電圧計のパネルを制作樹脂板を湾曲
左:型枠を作って、樹脂を流し込み(表面パネル用) / 右:樹脂板を曲げておきます。

表面がザラザラしたポリプロピレン板(ダイソー)に、粘土で型枠を作って、半透明の黒色に着色した樹脂を流し込み。
 ⇒ 参考ページ:「レジン」の代用に! 不飽和ポリエステル樹脂の まとめ。

固まりかけたところで、スイッチカバーのカーブと同じ角度で、曲げておきます。


【車載】 バッテリー電圧計を、車に組み込んでみた。【車載】 バッテリー電圧計を、車に組み込んでみた。
左:グラインダーで、外周をカットして整形。 / 右:マスキングしてから、透明樹脂で電圧計を接着。

大きめに作っておいて、後からグラインダーで削ってサイズ合わせ。
サイズが整ったら、型枠を作ってから、透明樹脂で電圧計を接着します。


黒く着色した樹脂を注入車載用電圧計
左:樹脂を注入。  /  右:完成した組み込み用の電圧計ユニット。

さらに黒く着色した樹脂を流し込み。 途中で、木の下駄を埋め込んでおきます(位置決め用)。

高さを合わせてグラインダーで削れば、組み込み用の電圧計の出来上がり!!
配線は、少し長めのケーブルで延長しておきます。


車載機器用、ギボシセットオーディオの配線から分岐できるよう、ギボシを加工。

あとあと、別な機器を接続できるよう、予備のギボシも付けておきます。
(※今回は仮組みで、いずれバッテリー直結に加工予定。)


時間が空いた時に、ささっと組み込めば、車載電圧計の取り付け終了。

完成です!!

ステップワゴンの電圧計

なんていうか、純正のように収まった、このさり気なさ感が、シブいでしょ!

今回は、オトナの工作。 そんな一品です。


 





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