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2011年09月14日

鉄板の切り方! (2mm厚 コンテナ鉄板の切断方法)

鉄板の切り方

先日、海上輸送用コンテナの鉄板を切った際の、メモ。

思ったよりカンタンに切れたので、その様子を書いておきます。


キッカケは、コンテナに換気扇や換気口を付けようと思ったこと。

切る鉄板にマジックでケガキ線を入れます。さて、その「コンテナの切り方」。

鉄板にマジックで切る線を書いて、手持ちのグラインダー(ベビーサンダー)に薄型の回転砥石を付け、おもむろに鉄板に当ててみました。

シャーっと火花と騒音を散らし、砥石が鉄板にめり込んでいきます。
そのまま、切りたい方向にグラインダーを動かしていくと、じわじわと切り進んでいけます。

その速度は、約、秒速2mm程度。 ほとんど、力は入れてません。
(万が一、グラインダーがキックバックして弾かれても、自分の身体に触れないよう、しっかり握ってはいます)

火花は、それほど熱くは感じませんが、鉄が焼けているので、軍手等をしたほうが良いでしょう。
あと、保護眼鏡は必須です。 顔を近づけて、切る位置を良く見ていると、まっすぐキレイに切れるようです。

コンテナの鉄板の厚さは約2mm。グラインダーの回転砥石。1枚105円。

ちなみに、僕の鉄製コンテナの壁の厚さは、約2mm。

減ったグラインダーの回転砥石回転砥石は、近所の金物屋で買った直径110mm×厚さ約1.5mmのカーボン・ディスク。 1枚105円です。

このディスク1枚で、だいたい1メートルほど切れました。

→ 写真:切り進むと、砥石がどんどん減って行きます。


過去に、金ノコやハサミで薄い鉄板を切ったことはあるけど、だいぶ苦労した覚えがあります。
それに比べると、このグラインダー&砥石の簡単さとコスパは、ステキです。
(騒音がスゴイので、場所を選びますが‥)

もっといろいろ、鉄を加工してみたいなぁ。

コンテナに付けた換気扇。
▲このあと、換気扇を取り付けました。



◆ 参考記事
 → アルミ板の切り方
 → DIYの危険回避、その1





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この記事へのコメント
初めまして。
ディスクグラインダで作業をする時は、素手か革手袋だそうです。
軍手は、グラインダーに巻き込まれた時に、悲惨な事になるそうです。
Posted by 毘 at 2017年01月21日 12:08
つ http://making.ti-da.net/e2505147.html

文句をつけて廻って、書いている人を萎縮させないように!
Posted by IGUIGU at 2017年01月23日 22:01
はじめましてこんにちは
幅広い、徹底している、文章もうまい!ありがたく参考にさせてもらっています

“文句をつけて廻って、書いている人を萎縮させないように!”はまったくそのとおり、半端な知識でろくろく記事を読まずに注意したつもりになっているコメントには普段から眉をうねらせてます、が、毘さんのコメントは
“火花は、それほど熱くは感じませんが、鉄が焼けているので、軍手等をしたほうが良いでしょう”を受けてのことでしょうからDIYの危険回避の記事を見ていてもアレ?って思うのじゃないでしょうか
Posted by わたし at 2018年06月01日 20:00
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