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2017年12月19日

DAISOのグルーガンでおゆまるを使う方法!

◆以下の内容は、別の記事
⇒ 光るLEDどんぐりで、クリスマスリースを作ってみた!
を書いてて思い付いた小ネタ、「 グルーガンでおゆまるを使う方法 」をまとめたものです。

DAISOのおゆまるお湯に入れると柔らかくなって好きな形を作れ、冷えると固まる便利な素材「おゆまる」。

100円ショップでも売っていて、型取りや工作に便利なアイテムです。

ただ、お湯で柔らかくして、タオルで水分を拭き取ってから使うと、タオルの毛くずや模様が表面に残って、しかも温度が下がってしまうので、精密な型取りに使うのにイマイチ。


グルーガンでおゆまるが使える!?


そこで、ふと細長く丸めてDAISOのグルーガンに差し込んでみると、先端から熱いままの「おゆまる」が排出できる事がわかりました。
しかも水を介してないので、熱いまま対象にピタッと張り付き、型を取るのに良い感じです。もちろん、冷えたらスっと離型可能です。

▼Twitterからの転載



おゆまるとイロプラの比較おゆまるとイロプラのサイズ

DAISOでは似たような2種類の素材が売られてます。 サイズは次の通り。
「おゆまる」 7×15×65mm×2本+ケースと型。 「イロプラ」 5×12×80mm×2本。

「おゆまる」の方が量が多いので、見つけたら買いです。


四角いままのおゆまるを使えるようグルーガンを改造


ちょっと試す分には、細長く伸ばした「おゆまる」でも良いのですが、きっかり同じ直径に伸ばすのも難しいし、手間が掛かります。

「おゆまる」を2分割すれば7ミリの角棒になるので、これを使えたらなー。
そこで、グルーガンを分解して改造してみました。

※「イロプラ」なら、縦に2分割すれば、そのまま加工なしのグルーガンに入ります。

おゆまるを使えるグルーガンの改造箇所

改造箇所は写真の2箇所。

グルーガンの改造おゆまるグルーガン
左:おゆまるが通るようにグルーガンを加工。 / 右:グルーガンにおゆまるを挿入

狭くて丸い穴を、7ミリの「おゆまる」が通り抜けられるように四角く広げるだけです。カッターやヤスリで適当に広げるだけでOK。

シリコンゴムの部分は、そのまま加工なしでも四角く広がって、7ミリの「おゆまる」が通ることが可能です。

▼Twitterからの転載




排出速度を上げる方法


上記の改造で、DAISOグルーガンで「おゆまる」が使えるようになりました。

しかし「おゆまる」が接着用のグルースティックより硬いみたいで、先端から出てくる速度がゆっくりです。
というか排出が遅すぎて実用には難しい速度でした。

調べてみたら「おゆまる」は温度を上げていっても、それほど粘度は変わらないようです。
そこで、ふと先端の穴を広げてみると、あっさり解決!

ニョロニョロとたくさんの「おゆまる」が出てくるようになりました。

DAISOグルーガンを改造
グルーガン先端の穴をドリルで1.5~2mm程度に拡大。

もちろん、溶ける速度は一定なので、あまり早く排出すると溶けた分を使い切ってしまうので、自制心(?)を持ってゆっくり使うべしです。

あるいは2丁、3丁持ちでかわりばんこに使うのも方法ですね。(僕は仕事だと、一度に何丁もグルーガンを使います)



というわけで完成したグルーガンinおゆまる。

さっそく工作に活用!
今回はLEDどんぐりを量産するための型枠を「おゆまる」で作っています。

DAISOのグルーガンでおゆまるを使う方法!DAISOのグルーガンでおゆまるを使う方法!
左:おゆまるで作った透明な型枠にUV樹脂を注入。 / 右:紫外線ランプでUV樹脂を硬化。


完成したLEDどんぐりが、こちら。
⇒ 光るLEDどんぐりで、クリスマスリースを作ってみた!





ちなみに、DAISOグルーガンに使われているのは「 PTCヒーター 」という種類。 165℃の固定式で、温度が低い時は大電流が流れてスグに熱くなり、165℃になると節電になる賢いヒーター。 このブログでも、何度か工作に使用しています。
⇒ 100円ヒーターで、足用アンカ(ホットボード)を作ってみた!
⇒ お仕事用、低温電気コテを作ってみた。  (2015年初工作)
⇒ 全長39mm! 「 世界最小のアイロン 」 の作り方!!






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