iPhoneを買ってから、約1年。
当初、ドコモ携帯から自分でアドレス帳のデータをiPhone4に移行したのだけど、並び順とか結構ぐしゃぐしゃでした‥。
→ iPhone4、購入3日目のレポート
僕はO型の人なので、あまり気にしませんが、さすがに最近、不便を感じています。
ふと思い立って、連絡先(アドレス帳)を、整理する事にしました。
iPhoneの連絡先が消えた! → 対処方法
まずはネットで、いろいろ調べてみます。
たとえば、アウトルックやGmail等、何らかの方法でiPhoneの連絡先を吸い出して、そこから編集するとか‥。けっこう面倒な感じです。
いくつか試してみましたが、インポート・エクスポートで記入欄の位置がズレたり、iPhoneに書き戻す際にトラブったり、さんざんです。
中でもビビったのは、iPhoneの連絡先が、全て消えてしまったこと‥。
ちょうど、
こちらのサイトの方と同じ状態。
(記事を参考にさせて頂きました‥。)
PC側にアドレス帳のデータが無い状態で、同期する設定にしてしまうと、何度リストアしてもiPhone側の連絡先が消えてしまいます‥。
事前にバックアップを取って有ったので、
iBackupBot for iTunes というソフトを使って、バックアップデータからiPhoneを復活できました。
(iTunesでリストアした後、再度上書きでリストアする感じ)
エクセルで編集したい!
さて、住所などのデータを扱うなら、エクセルというソフトが一番便利です。
しかし、上記のどの方法でも、iPhoneの連絡先をエクセルに読み込むまでが一苦労。
‥それでも調べている内に、
データをDropboxにバックアップするアプリを見つけました。
まてよ? アプリ!?
ここでようやくピンと来て、iTunes App Storeで検索すると、すぐにiPhoneの連絡先を編集できるアプリが見つかりました。
それが、
ExcelContacts(連絡先Excel)
というソフト。
データが150件以内なら
無料版もあります。
まさに、求めていた機能!
これ、簡単に、エクセルでiPhoneの連絡先をPCで編集したり、バックアップができちゃいます。
注:作業前に必ず、PCに繋ぎ、iTunesでバックアップを取ることをお勧めします。
「ExcelContacts(連絡先Excel)」使い方
このアプリは、iPhone側にインストールするだけです。
App Storeのアイコンから、検索で「連絡先」を探すと、すぐに見つかります。
今回はフリー版を入れてみました。
ダウンロードして立ち上げると、下側にエクスポート、インポート、設定等のボタンが並び、直感的に分かりやすい操作性。
順番に手順を書いて行きます。
エクスポート
連絡先データの取り出しは「エクスポート」。
USBかWiFi、メールの3通りでデータを入手できます。
今回は、一番簡単なUSB経由で。
パソコンとiPhoneを同期する際に、USBケーブルで繋いだ状態で、データをやり取りできます。
iPhone側で「
ExcelContacts」を起動。 エクスポートからUSBを選びます。
数秒で「contacts_2011~.zipファイルは無事に共有フォルダに保存されました。」とダイアログが出ます。
PC側ではiTunesを立ち上げ、接続されたiPhoneを選んだら、上側の「APP」をクリック。
下にスクロールしていくと、画像のように共有スペース内に、保存されたZIPファイルが見えます。
これを適当なところに保存。
(これで、ひとまずバックアップできました)
データ編集
ZIPファイルを右クリックで解凍して、「contacts.xls」というファイルをエクセルで開いたら、一つ一つの項目を編集。
iPhoneの場合、番号の前の文字列で、電話が自宅か携帯かを指定します。
自宅なら「Home:」携帯なら「Mobile:」が付きます。
インポート
再び、書き戻すのは「インポート」。
PC側で、エクセルで編集済みの「contacts.xls」を、先程のiTunesにドラッグドロップ。
iPhone側のアプリから「インポート」を選んで、→ USB → 継続 → 「contacts.xls」を選択 → 継続
これでOK! 直感的です。
2011年11月追記:後日、別のiPhoneに300件ほどインポートしてみました(無料版を利用)。 初回、150件しかインポートできませんでしたが、エクセルのファイルの上から150件(タイトル部を除く)削除して再度試すと、残りも全て読み込む事ができました。
iPhoneの連絡先を全て消す方法!
今回のアプリ「
ExcelContacts」には、インポート時に「iPhoneの連絡先を削除」という項目があるのですが、11年9月現在、使えない状態です。
なので、普通にインポートすると、過去の連絡先に追加され、データが重複してしまいます。
そこで、使っていないOutLookを利用して、アドレス帳を消しておきます(僕は他のメールソフトを使用)。
「連絡先を同期」にチェックを入れ、OutLookを選んだら、右下の「適用」をクリック。
同期すると、OutLookのアドレス帳にデータがコピーされます。(状況によってパターンは異なり、↑の「iPhoneの連絡先が消えた!」状態になる場合も‥)
次に、OutLookを立ち上げて全連絡先を削除。
再び同期させると、iPhoneの連絡先が白紙の状態になります。
注:作業後、必ず「連絡先を同期」のチェックを外して、適用すること!
後は「
ExcelContacts」でインポートすれば、以降iPhoneでは、完全に編集された状態の連絡先を使うことができます。
というわけで、iPhoneの連絡先をエクセルで自由に編集できるというお話。
分かってしまえば、とっても簡単な方法ですが、たどり着くまで4時間くらいかかってます(実話‥笑)。
ご参考まで!
※後日、別な無料アプリを見つけました。 電話番号の編集は、そちらの方が使いやすそうです。
⇒
楽天電話を使いこなす! (iPhoneの連絡先をPCで編集&バックアップ、その2)