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炊いた芋を、スライサーでカット。
去年、何度か干し芋を作りました。 だけど、少し面倒だったのが、芋を炊いた後の切り分け。
▲左:剥いた芋sを炊飯器に投入。 / 右:安納芋は、ネバネバの蜜が出るので、窯の底に金属の鍋敷き(DAISOで購入)を敷いて、数センチ持ち上げるとキレイに炊けました。
炊飯器に水を多めに入れて、炊飯スイッチを押すだけで、トロトロ甘い焼き芋が出来るのですが、それを薄くスライスするのがけっこう大変! 熱いと火傷(やけど)するし、冷めると粘着(ねばつ)いて切りにくいし‥。
※前回の記事 ⇒
炊飯器でサツマイモを炊いて、干し芋を作ってみた。
で、今年になって思いついた方法が、百均(DAISO)のエッグスライサー(玉子切り分け機)の活用。
本体を分解して、ワイヤーの張られたカッターに芋を押し込むと、カンタンに均一な厚さでスライス出来るんです!
コツは、最初に芋の皮を剥いてから、炊くこと。 (干し芋を作る場合/焼き芋なら、そのままでOK!)
皮が有ると、ワイヤーが引っかかって上手く切れないです。
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左:ベランダに広げて日光で自然乾燥。 / 右:浴室乾燥機で干している最中の状態。
スライスしたら、ベランダで干してみたけど、湿気の多い沖縄では、うまく水分が抜けません。 ⇒ 結局、いつものように、浴室乾燥機のお世話に‥。
表を4時間、裏返して4時間で、だいたいOKでした。
ただ、薄い周辺部が乾燥しすぎ、固く尖って危ないので、まとめてビニ-ルに入れて冷蔵庫で一晩。 これで全体の硬さが均一になり、食べやすくなります。 (後の保存も冷蔵庫で! )
さて、今回は何種類かの芋を試してみました。
種子島の安納(あんのう)芋と、他2種類。
( 一つは外周部が黒ずんで、美味しくなさそうでした‥ )
普通のサツマイモ系は固くて、噛めば噛むほど、だんだん甘みが出てきて、遅くに高まったその甘さがMAXになった瞬間、口の中で溶けて居なくなる感じ。後味もサッパリ。
安納芋は、最初から甘いんだけど、にちゃにちゃ歯にくっついて、まるで硬い干し柿のよう。 ネバネバの甘さの固まりを、いったん唾液で液体にして飲み込む感覚。その後も、歯にくっついた片鱗から、甘さが漂うような。
なんか言葉のセンス無いですね‥、私orz。
でも、どっちが良いとは、切り分けられない感じ。 ホッとする味のサツマイモ系か、スイーツのような安納芋か‥。
それぐらい、味も食感も違います。 これは試してみないと、自分の好みが分からないかも。
というわけで、自宅に浴室乾燥機が有れば、カンタンに干し芋を作ることができます。
自然な甘さの、日本古来のオヤツ。もっと見直されても良いのでは‥、 と思います。
※乾物系は、以下の記事も是非ご参考下さい。
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切り干し大根@最終章