個人的に肉野菜炒めが好きなので、肉をたくさん常備しています。
で、ここ数ヶ月のルーチンが、鶏ムネ肉を片栗粉であえてから煮た冷凍常備肉。
鶏ムネ肉は、パサパサして美味しくないイメージだけど、今回の方法で調理すると「しっとり感」の有る美味しい肉になります。
国産でも鶏ムネは豚コマの1/3くらいの価格。
手軽にたくさん食べられて美味い、お勧めの調理方法を紹介します。
出来上がりは写真のように、細切りの麺状。
フライパンに入れておくと30分くらいで解凍できます。
あとは同じく冷凍ピーマンや人参、キクラゲとかも戻せば、すぐに肉野菜炒めが作れるという寸法。
冷凍ハンバーグのように、痛みやすい肉はいったん調理してから冷凍した方が長持ちするという理由も有ります。
※今回のネタは、えみりお嬢(お嬢だよ)さんのツイートを参考にしてます。
◆細切りにして片栗粉であえて煮る!
作り方は、上のTwitterの内容通り、鶏肉を切り分けて、片栗粉をまぶして煮るという流れ。
材料
鶏ムネ肉:1kg
鶏ガラスープの素:50g
片栗粉:100g
水:50cc
以下、写真で手順を紹介します。
1,鶏ムネ肉を5mm~程度にスライスして、重ねて繊維に平行に切って細切りにします。
事前に包丁を良く切れるように研いでおいた方がスムーズです。
2,ボールに細切り肉と鶏ガラスープの素を入れて混ぜ10分程おいて馴染ませます。
鶏ガラスープは溶けやすいよう、顆粒より粉末タイプがお勧め。
3,片栗粉と水を入れて満遍なく混ぜます。(混ざりにくい場合は水を増量)
4,たっぷりの沸騰させた湯に、菜箸で少しづつ分け入れながら、湯の中でしっかりほぐします。
箸は肉を入れる用と、混ぜる用の2組を準備。片栗粉の付いた箸を湯に入れると、プルプルの被膜が箸に付いて固まってしまいます。
5,5分ほど煮込んだらザルに開け、シャワーで水をかけて粗熱を取ります。
6,ザルのまま10分ほど置いて水気を切ったら、できるだけ大きめの袋に入れます。
短時間で冷凍できるよう、ダンボール等の上に薄ーく広ーく伸ばして冷凍庫へ。
7,1時間毎に取り出して、肉どうしがくっつかないよう袋ごと揉みほぐします。 × 5時間。
ここの部分に手間と時間が掛かるので、休みの日がお勧め。
以上で冷凍・鶏ムネ肉の完成です。
▲今回の冷凍・鶏ムネ肉と、同じく冷凍の具材をフライパンに入れて解凍したら‥。
▲キャベツやチンゲンサイなど、メインの野菜を入れて、普通に調理開始!
▲チンゲンサイと、出汁で戻した高野豆腐炒め。(ダイエット用w)
▲チキナー(からし菜)とキクラゲ炒め。
▲味付けは中華ドレッシングや胡麻ドレッシングがお手軽です。
というわけで、仕込みに少し手間が掛かるけど、美味しくて安い鶏ムネ肉のレシピ。
ここ数ヶ月は飽きずに続けています。 (以前はただ鶏肉を細切り冷凍もしてましたが、ちょっと味気ないので‥)
そうそう、今回の「片栗粉であえてから煮た鶏ムネ肉」、できたては凄く美味いので、つまみ食い推奨!!
大きめに切ったり、他の料理用にも仕込んで置くのもお勧めですよ。