色の道 正しい「光」を求めて! (その1)

IGU

2010年01月16日 22:33

しばらく前から、疑問に思っていたこと。
僕の目は、ちゃんと正しい「色」を捉えているのだろうか…。

哲学的な話では、ありません。

人の目って、とても精密に出来ていて、多少、光の状態が違っても、それほど違和感は感じません。

しかし…、蛍光灯の下で物を見る場合と、太陽の光で見る場合、それぞれの色の見え方は、本当は全然違うハズです。
(写真を撮る人なら、ホワイトバランスと言えば、解りますね)


色に関わる幾つかの仕事をしている中で、色彩を正しく認識するためには、正しい光が必要なのではないか?
そんな事が気になって、いろいろと調べてみました。


先に、光の種類によって、見え方が違う。と書きましたが、代表的な例が次の話。

赤いリンゴを、太陽の下や、電球のあかりで見ると、鮮やかな赤に見えます。
でも、蛍光灯や、LEDの光で見ると、くすんだ暗い色に見えてしまいます。

車で走っている際、トンネルの中で黄色い光に照らされると、車内の全てが黄色く見えます。


確かに、光によって見え方が違うという事実…。
様々な工作をしている時、そして石材や美術品などを修理する際、この問題は無視できません。

光の具合によって、色が違うだけでなく、ある条件で特定の色の判別が付きにくい事も経験しました。


問題があるからには、きっと解決方法も見つかるハズです。
いろいろ調べて、理解できた情報を、これから少しずつまとめて行きたいと思います。

最上の「光」を求める旅に、よろしければ、ご同行を…。


→ 色の道 正しい「光」を求めて! (その1)
  簡単-分光器の作り方(色の道 正しい「光」を求めて! Ⅱ)
  撮影用-分光器の作り方(色の道 正しい「光」を求めて! Ⅲ)
  高演色蛍光灯(色の道 正しい「光」を求めて! Ⅳ)
  電球型用インバーターで直管型蛍光灯を点灯(色の道Ⅴ)
  高演色作業灯の作り方(電球型用インバーター使用 色の道Ⅵ) 
  高演色性の蛍光灯で、見え方はどう違うのか? (色の道Ⅶ) 



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