いやー、昔の写真って、ネタの宝庫です。僕の場合。
年末の大掃除で見つけた、たくさんの写真群から、今回は、前に作った作品のご紹介。
題して「
100円ストーブ」です!
沖縄は冬でも暖かいイメージがあり、実際に冬でも平均気温は15℃を下回る事はありません。
参考サイト →
沖縄の気候
が、寒いのです!
住んでみると判りますが、室内にいても、なんだか暖まらない、この不思議。
原因は、建物の造りのせい。
長くて暑い夏を乗り切るために、普通の沖縄の建物は通気性が良く造られています。
そのため、例えば暖房の整った北国などに較べると、隙間だらけで、至る所から寒気が忍び込んできます。
それは、沖縄本島より、はるか南の西表島でも同じ事。
3年ほど、そこで冬を過ごしましたが、冬場は寒くて、縮こまってました。
で、思いついたのが、何故かガラクタ箱にあった、100円の「ニクロム線」(300W)。
※ニクロム線:電熱線とも言う。電気を熱に変える装置。電気ストーブや電気コンロの熱源。
こいつを使って、電気ストーブを作っちゃおう!!
注:100Vの電源で発熱体を扱う工作です。発火・感電等の恐れもありますので、十分なスキルがある人以外は行わないで下さいね。
さっそく、材料集め。
当時、僕は西表製糖工場で働いていたので、工場の中を漁って、太い番線(針金)を拾いました。錆びてるし、使っても大丈夫でしょう。
あと、ゴミ捨て場から、一斗缶をゲット。(って、みんなゴミじゃん 笑)
これで、イメージが固まりました!
一斗缶のコーナー部分、角の鉄板を切り出して、反射板を作ります。
真ん中に番線を通して、そこに「ユニバーサル基板」(電子工作用。絶縁体に碁盤状の穴が開いている)を針金で縛り、そこから同じく針金のアームを伸ばします。
後は、番線を曲げて足を突け、ニクロム線を巡らせたら、完成!
一応、300Wの電気ストーブです。
笑っちゃいますが、当時、本気で作った、実用品。
ちゃんと、暖かいのです!
レビューを書きたい所ですが…。
速攻で、女の子に取られてしまったので、コメント無しで、ご勘弁を…。
PS:後日、「
100円オーブン」も作りました!