沖縄のティダの力は強い。特に夏の太陽!
この太陽があるから、南国の色彩や、さまざまな自然の恵みを沖縄にもたらしてくれるんだけど、その紫外線の量と熱量は圧倒的。
建物の外壁など、ペンキはすぐに剥げるし、プラスチックも劣化する。
僕が「
色の道(石の修復)」で使っている技術は、古くから石材建築の文化を持つ北欧で発展したもの。
屋内なら問題無いけど、沖縄の屋外での耐久性を知っておく必要がある。
適当なサイズのチップを作り、暴露試験を始める事にした。
正確には大気暴露試験(たいきばくろしけん)。直射日光や風雨など、実際の環境にさらして、耐久性を見るテストだ。
樹脂の耐久性の他、色素の退色もチェックする必要がある。(どうでもいいけど、キャンディーみたいに美味しそうなので困る(笑))
まったく同一のセットを3セット用意して、屋外・室内・冷蔵庫で、それぞれの変化を見る予定。
石の修復用の樹脂は2大メーカーの物をテスト。
他にも、僕の趣味の分野で使っている各種樹脂も同時に実験開始。
これらは今後のDIYや家造りの重要なノウハウになるはず。
差し支えない部分は、できるだけ公開して行きましょうね。