グラタン皿でOK! 「生キャラメル」の作り方

IGU

2009年11月15日 11:32



ふと見かけたホームページで、タカラトミーが生キャラメルを作れるオモチャ「生キャラメルポッド」を販売している記事を目にした。

作り方は簡単そうだし、とっても美味しそう。
思わず、ポチッと注文しそうになったけど、ふと思った。

自分で作れない? (こればっか…笑)


さっそく、情報を集める。

普通、生キャラメルを作る場合、鍋で材料を混ぜながら40分くらいかかるので、なかなか家庭では作りきれない。焦げやすいし、キャラメルの液体は高温になるので、ヤケドも心配だ。

それを、「生キャラメルポッド」では、電子レンジでわずか10分! という短時間で、手軽に作れるオモチャにしてしまったと言うわけ。
あちこちのブログにも書かれていて、ネットでの評判は、とてもいい。
例の牧場のキャラメルより、美味しいとか…。


で、内容をみると、単に耐熱容器に入れた材料を、安全にかき混ぜるだけの仕組み。
もちろん、子供が扱うオモチャにするため、危険が無いようにカバーがあったり、混ぜるヘラに触れなくて良いようにと、様々な工夫がされている。
子供のために、大人が本気で作った。そんな設計者たちの気持ちが伝わる逸品だ。


でも、大人が作るなら、そう、グラタン皿とか、あればいいかな。
(すいません。意義深い工夫を帳消しにしちゃって…)

というわけで、さっそく、作ってみた。

■材料(生キャラメルのレシピ)


以下の、たった3種類。(「生キャラメルポッド」と同じ分量)

 ザラメ    20g
 生クリーム 50cc
 牛乳     50cc


■生キャラメルの作り方



▲左:分量をはかりながら、全ての材料を投入。右:電子レンジで加熱。

←予備実験では、最初の1分半くらいで一気に吹きこぼれたので、一分たったら取り出して、いったん混ぜる事にする。
(どっかで、最初にかき混ぜてはいけないと読んだような気がする。なので、まずは一分加熱。)

 混ぜたら、もう一度、1分間加熱。これで、合計2分。


 後は、「生キャラメルポッド」と同じ。
 次は3分加熱し、かき混ぜる。
 次に再び1分間加熱して、かき混ぜて様子を見ながら、堅さを調整するための加熱。

 ← 途中、めんどくさくなったので、シリコンヘラを入れたままチン。特に熱くもならないし、大丈夫!

まとめ
 1分加熱(混ぜる)→1分加熱(混ぜる)→3分加熱(混ぜる)→1分加熱(混ぜる)
  →ここから堅さの調整 30秒加熱(混ぜる)の繰り返し※できれば20秒単位が安心。
← ちなみに、数分加熱した後、舐めてみると、ワシミルク(練乳)とそっくりの味。実は、使う材料も同じだとか。
飲食店の方、自家製ワシミルクなんて、いかがですか?


■できあがりの目安



これ、言葉では、ちょっと難しいかも。

柔らかめ
 容器の片側に寄せても、流れて来ないくらいの堅さ。
 → これで、トロッとした舌触り。だけど、常温ではベトベト。

普通の堅さ
 タカラトミーのWEBにあるように、底にこびりついたような状態。
 → クッキングシートで包装すると、市販のキャラメルみたい。

失敗
 一応、お約束ですね。
 加熱しすぎると、キャラメルの一部の色が、急に焦げ茶色に変わって、ボソボソ状態。
 → 焦げ臭くて食べれません。残った部分を大事に味わいましょう(笑)。

ほどよい堅さになってきたら、適当な容器にクッキングシートを敷いて流し込みます。
後は、冷凍庫で1時間冷やして固め、包丁でカットしたら、完成!


というわけで、これ、簡単でホントに美味しいです。
すっかりハマッて、4回分の材料を使い切り、1日で全部食べちゃいました。
(今から、2回戦目用に、生クリームを買いに行ってきます♪)

ぜひ、大人はグラタン皿で、お楽しみ下さいねー。


◆今回の費用


生クリーム200cc 368円
牛乳500cc     168円
ザラメ600g     229円

一回分、約110円。
※電気代、一回1,3円程度。(22kWh円時)

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