高速モバイル「WiMAX」用、パラボラアンテナの制作!(笑)

IGU

2011年01月27日 18:18

WiMAXとは、主に屋外で高速インターネット接続を実現する、新しい通信手段です。
各種端末(PC)を購入&契約すると、エリア内ではADSL並のインターネット環境を入手できます。




先日、電波のエリアをチェックするためにTry WiMAXで借りたUSBタイプ端末「UD01SS」。
いろいろな場所で電波状況を試してみました。
→ 高速モバイルインターネット「WiMAX」実測データ。沖縄・北谷編


僕の自宅は、圏外のハズだったのですが、試してみると0.5Mbpsで接続できたので、気をよくしてしまいました。
アンテナを強化すればもっと高速で繋がるかも! (※1)


そう、あれだ! 電波と言えば、パラボラアンテナ

部屋の中で、適当な素材を探して、ミーグルグル(※2)してみます。


あった! 台所で、鍋の蓋を発見。
 ‥ガラス製で、ちょうど良い具合に湾曲しています。

さっそく、制作開始!

※1:後日、延長ケーブルを使うと3.5Mbps以上で繋がる事を確認
※2:「キョロキョロする」の沖縄方言



鍋ブタ製、パラボラアンテナ(笑)の作り方。




アルミ箔に、100均で買ったスプレーノリ(貼って剥がせるタイプ)を吹きつけ、鍋のフタに貼っていきます。

適当な針金をナベブタの取っ手に巻きつけ、テープで固定してから、前面に伸ばし、そこにWiMAX端末を輪ゴムで取り付け。

こういう実験的な工作は、僕も適当です。


PS:このノリ、剥がすのに苦労しました。ガラスに結構残り、アセトンで何度も拭きとるハメに‥


4.65Mbps、キター!


完成したパラボラアンテナを、あちこちの方角に向け、パソコンで調べていきます。
今回も、goo スピードテストを利用。

向きによって、1.4~4Mbpsと、感度がかなり変わります。
そのうち、あっ、これは早い! って回があって、計測結果を見ると4.65Mbpsです!

これは、前回の北谷でのテストの、どの場所よりも高感度。 やりましたね!


アンテナを向ける方角以外にも、端末の取り付け位置(焦点距離)等もいろいろテストしてみました。

ちなみに、パラボラを空や地面に向けると、3.5Mbpsです。
(単に延長コードでWiMAX端末を繋いだ状態と同じ)



ホントはもう少し、作り直したり、調整してデータを取ってみたかったけど、端末の返却期限の事もあります。
ていうか、屋外でナベブタを持って踊っているのも(傍から見たら)変な人なので、適当なところで止めておきましょう(爆)。


変な人(ゴメンなさい)、続々発見!


レンタルのWiMAX端末を送り返してから、ふと、ネット検索をしてみました。

やはり、同じようなことを考える人は、いるものですね。

 WiMAX 13円パラボラアンテナで室内でも通信可能に
 WM3500R用1コインパラボラアンテナでWiMAXスピードアップ



というわけで、WiMAXにパラボラアンテナ、作り方次第では十分実用になります。
(WiMAXの電波は2.5GHz帯極超短波を使っています)

電波の強度がイマイチ。 といった場合、試してみると面白いかも!


PS:端末本体には手を加えていません。電波法、ひと通り見ましたが、万が一、抵触する場合は、教えて下さいね。 (すでに現存しませんが、後学のため)




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