Arduino(アルデュイーノ)改造。「USB直差し化!」

IGU

2010年09月14日 21:58



以前買ったマイコン「Arduino(アルデュイーノ)」。
まだ全然、遊んでいません。

(えっと、遊ぶってのは、スクリプトを書いたり、実験したり、またスクリプトを書くことなんですが…笑)


さて、基盤をいじっているうちに、ある事に気が付きました。
それは、僕のパソコンが古いせいか、USBケーブルの接触が悪く、時々回線が切れてしまうのです。


だいたい、ケーブルも邪魔だし、Japanino(ジャパニーノ)みたいにUSB直刺しだったら良いのに…。
(ん! この場合、差す or 刺す のどっちだろう?)

と、言うわけで、改造しちゃいました。

  
▲左:改造前                          右:改造後
  
▲左:ガラクタから発見した雄USB端子 / 右:基盤に合わせてみると、いい感じ!

たしか、どこかに、有ったハズ。

ガラクタ箱を探すと、むかーし昔に買った、基盤取り付け用のUSB端子がいろいろ出てきました。
iMacが登場した頃「これからはUSBの時代だ!」そう思って秋葉原で買ってきたものです。
(って、どんだけ昔よ? ‥笑)

基盤に合わせてみると、なんだかピッタリなので、早速、取り付けてみました。


  
▲左:愛用の治具「猫の手」で掴んでもらったUSB端子に配線をハンダ付け。 / 右:カバーの金具を短くカット。

まずは、USB端子に配線を取り付けます。小さいので、半田ごてでプラスチックを溶かさないように注意!
そして、金具も、不要な部分をカットしておきます。


  
:位置/角度が正しくなるよう、バイスで位置を整えてからハンダ付けします。 / 右:くっついた状態。

ハンダ付けは、一発勝負なので、気を使います。
特に、変な角度で取り付けてしまうと、後から付け直すのは、至難! (過去、いくつも失敗を繰り返して、学びました‥ )


  
▲左:配線を書き出して、どう付けるか考慮中。 / 右:ハンダ付け後の状態。

ここで、USBのそれぞれの配線と、端子の関係を調べてみました。
テスターで測ると、導通があれば「ピー!」っと鳴るので、簡単に解ります。

それをノートに書き留め、配線をハンダ付け。


  
▲左:直差しUSBで使える事を確認 / 右:USBケーブルでも使えます。

というわけで、「USB直差し化」の、完成!

ケーブルに触ると接触不良でエラーになる事も、かなり緩和されました。
なにより、邪魔なケーブルが無いのが嬉しいです!

さて、この手の平サイズのマイコンは、これからどんな世界をみせてくれるのでしょうか?

期待大です!!





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