2015 群発頭痛 (4年ぶり)

IGU

2015年08月15日 12:36

4年ぶりに始まった群発頭痛‥。  今回は1ヶ月ほどで収まりました。

群発頭痛とは、割れるような偏頭痛が、発作の期間中は毎日のように来ます。
でも、発作時以外の数年間は、頭痛がほとんど無いという症状が特徴。

僕の場合は約4年周期。 前回の記事は2011年でした。 


痛みが酷すぎるので、例によってブログ仲間のハイパーさむら先生(脳神経専門医)に相談すると 「 この4年で、だいぶ治療法の手応えが見えてきましたよ」 と、頼もしい言葉。

神よ‥!


前回は、頭痛を止める薬でしたが、今回は予防的に飲み薬で抑える方向で説明頂きました。
つまり群発頭痛の期間中、ずっと予防薬を飲み続けて、発作の時期をやり過ごそう、という考え方です。

でも、その言葉を聞いた一瞬、数週間も薬漬けになるのは嫌だな。と、ふと思いました。

僕 「薬を飲み続けるのは抵抗が‥。 皮下注射とか、痛みに速攻で効く処方は有りませんか?」
さむら先生 「そういう考え方も有りますね。 予防ではなく、痛みが来たら止める方法でも対処できますけど‥」

数分悩んで、やっぱり指導通りの、薬で予防する方法で治療をお願いしました。



今回、処方された飲み薬。


効果が12時間続く、アマージを1日2回 一錠900円くらい。 それと補助の薬2種。 
他に痛み止めインフリー(後からロキソニンに変更)、緊急用のイミグラン(体調により、まったく効かない場合も有ります)。

← 激しい頭痛時用の、点鼻薬イミグラン。 鼻に噴射すると数分で効果を発揮! これは1発1,000円くらい。

※薬は保険が効きます。 僕の場合は3割負担。



薬が手元に無かった数日間はひどい頭痛でしたが、薬を飲み始めると、日中は、ほとんど痛みは出ません。

でも朝方に痛みで目が覚める事が数回有ったので相談すると、朝晩ではなく寝る直前(0時頃と、昼12時)にアマージを飲むように指導され、それからはぐっすり寝られるようになりました。
(朝方に発作が来ることが多いので、その時間帯の体内の薬の濃度を高める処方)

副作用が出る人もいるようですが、僕の場合はまったく問題なし。
倦怠感や意志力の減衰も有りません。

結局、薬を飲み始めてからは、ロキソニンで収まる程度の頭痛が数回。 
ひどい痛みが計2回。 これはイミグラン(ホントはアマージと同日使用禁止)でスッと消えました。

前回の発作時はバファリン6錠とか、イミグラン同時2発でも効きませんでした)


僕の場合、頭痛の予兆は、右眼の奥がチリチリして来ます(ツバを飲む時の感じ)。 
薬で抑えていても、時どき似たような感覚が来るので、本来なら今まさに、頭痛で苦しんでるんだろうな‥。 と想像してました。

そのチリチリ感が無くなって来たので、昼間は薬を止めて、数日してから薬を完全に切りました。
10日経っても、もう大丈夫です。 ( ← 今ここ )

結局、頭痛が始まってから薬を切るまでの期間は32日でした。


期間中、毎日のように、お酒も飲んでたし、プールも週3で通って、まったく普通の生活が出来てました。
これも新しい薬と、治療頂いたハイパーさむら先生のおかげです。

というわけで、薬との相性が良い人は、群発頭痛の心配からは遠ざかったかも知れません。
まずは「アマージ」を試してみてください!

以上、2015年現在の、群発頭痛の情報でした。

 

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