ニッケル水素電池の持ち運びに注意!

IGU

2015年01月04日 21:44


ショートしたニッケル水素電池。 発見した時、電池が金具の中にハマってました。 被覆が縮み、金属が露出しています。 


先月、旅行中の宿で、ふと異臭を感じました。

工作が好きな人は判ると思うけど、テレビやラジオを分解した時のような独特の匂い。

んっ?!


‥見回しても、室内に異常は有りません。
しかし、少しすると、「プシっ‥、プシっ!」と、変な音が。



念の為に自分の荷物をチェックすると、単4ニッケル水素電池が南京錠に組み合わさって、ショートしていました。

さわれないほど熱くなっていたので、とっさに弾いて分離させ、様子を見ます。


10分ほどして、大丈夫そうなので手にとって見ると‥。
熱で被覆が溶け、プラス端子の方がヌルヌルしていました。 (アルカリ電解液の漏れ)

これ、電池がショートして、内部でガスが発生したみたい。


最悪は破裂の危険も有るようです。

 ⇒ 充電器とバッテリーのお取り扱いについての重要なお願い。
 ⇒ 二次電池で事故が起きる仕組み ~Li-ion以外編~


電池を持ち運ぶ際は、専用のケースに入れるか、紙などで包んで、セロテープでグルグル巻にするなど、ショートしないよう注意したほうが良さそうです。

例えば、飛行機に預けた荷物の中で破裂したら、損害賠償とかシャレになりません。

くわばら、くわばら  (← 昭和!  笑)



PS:アジアを旅した頃のクセで、鍵や鎖は、旅行時は何種類か持ち歩いています。



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