古いエアコンの室内機から、ポタポタと水が滴るようになって来ました。
何度も市販の洗浄スプレーを使って掃除してみましたが、業者を呼ばないとダメなようです。
エアコンの下にはFAXやモデムなどの電子機器もあり、とりあえず対策をしてみました。
使用したのは 「
プラダン 」 (プラスチックダンボールの略称)という軽くて加工しやすい板です。
これで水を受けて、ホースでベランダに排水する作戦!
以下、写真にて。
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左:プラダン798円(910×1820×5mm) / 右:約400×900mmに切って、曲げる位置を決めます。
プラダンは、養生用の薄い3ミリくらいの安いのも有りますが、強度の有る5ミリ厚の方が良いです(後述)。
また、水が飛び散る事も考え、張り出しを大きく取ったほうが安心です。
今回は幅90センチ、奥行40センチで、材料を切り出しました。
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左:あまり尖ってない金属などで押して曲げる箇所のスジを付けます。 / 右:タコ糸の先を瞬間接着剤で固くします。
プラダンは厚くて曲げにくいので、事前にスジを入れておきます。 曲げる時に「谷」になる部分を押し下げる感じ。
今回は、プラダンを曲げた状態で維持するのに、タコ糸を使いました。 先にキリで穴を空けてから、タコ糸で縫うように形を決めていきます。
端のリブ(数センチ曲げている部分)は、強度を稼ぐためです。 手持ちの木材や金属棒で補強しても良いかも知れません。
(プラダンは弱いので、補強が無いと、やがて自重で垂れ下がってきます)
全体の位置が決まったら、ゼリー状の瞬間接着剤と、硬化促進スプレーで固定します。
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最初に作った水受けは針金で固定しましたが、タコ糸の方が微調整が簡単です。
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プラダン水受けの完成形。
写真のような形状に組み立て、中央に水が集まるようにしました。
端っこから排水しても良いのですが、自宅の窓との位置関係から、この形状にしています。
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左:DAISOで買ってきた漏斗(ろうと/じょうご)を針金で取り付け、シリコンコーキングで防水処理。 / 右:下から見上げた写真。張り出しを大きく取ってます。
漏斗との接着にはシリコンコーキングを使いました。これ、ほぼ何でも接着出来ますが、ポリプロピレンは苦手です。
対策として、事前に接着箇所を240番くらいの紙やすりで擦って置いたほうが良いです。(プラダンも漏斗もポリプロピレン製)
あと、うちのエアコンは、水が漏れ出した去年は下に垂れるだけだったのですが、最近は上の方からも水が漏れ、ファンで広い範囲に飛び散るようになって来たので、2作目は張り出しを大きく取ってます。
なお、エアコンへの取り付けはDAISOのアルミの針金(2mm)を4箇所です。
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左:去年作った一作目のプラダン水受け。 / 右:ビニールパイプでベランダへ排水。
取り急ぎ作った一作目のプラダン水受けは、すぐに自重で垂れ下がって来てしまいました。
また、下に書いた故障対策をしたら風量が増して、水受けを飛び越えて広範囲に水が飛び散るようになったので、2作目を作った次第です。
というわけで、今回のネタは、あくまで応急処置ですが、僕のようにエアコンの下に電子機器を置いてる人など、今すぐ対策をしたい! そんな時に思い出したり、教えて上げて下さいね。
PS:このエアコン、2年くらい前から冷えなくなって、ついには最弱で風量固定(数ヶ月) ⇒ 停止してランプ点滅(緑とオレンジ2回、緑3回。富士通)と、完全に故障したと思ってましたが以下の手順で復活しました。
「電源を抜いて15分待ってから、最低温度に設定して再起動」
今は足元が寒いくらい、よく冷えてます。ご参考まで!!
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