僕はここ10年近く、ヒゲを生やしています。
立派なおヒゲではなく、数日伸びた程度に、セルフカット。
こういった作業に使うのが、髭トリマー。
3mmとか5mm等、好みの長さに刈り揃えてくれます。
バリカンの親戚ですね。
愛用しているのは、松下電器(現パナソニック)のER241 という10年くらい昔のモデル。
一時期、
新しい製品に切り替えましたが、再び古い方にに戻しました。
ER241は、もう絶版ですが、単三電池2本(充電池OK)で、バリバリとても力強く剃ってくれる逸品です。
(最近のは騒音対策か、ソフトな剃り味のが多いみたい)
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左:ヨドバシで替刃を注文。 Amazonより安かった。 / 右:取り外したシェーバーの刃。
だんだん切れ味が落ちて、最近、ホントに切れなくなって来たので、ヨドバシ・ドット・コムで、替刃を発注。
と、そこで思いつきました。
どうせ新品の替刃が来るのだから、古い刃を研いでみたらどうだろう?
刃の裏側の形状から、砥石では難しそうですが、ちょっと調べると、良い方法が有りました。
それは、金属研磨剤を付けて、しばらく稼働させると、勝手に研がれていくという方法。
やり方は簡単!
ピカール金属磨き(台所用のクレンザーでもOK)に刃先に付けて、3分程度スイッチを入れっぱなしにします。
すると、刃先から黒い液が、どんどん出てきます。
これ、金属(ステンレス)が削れた成分。
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左:用意するのは、ピカール(研磨剤)と紙コップ。 / 右:コップを高さ一センチくらいに切って、ピカールを注ぎます。1cc程度。
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左:トリマーのスイッチを入れると、刃先が研がれていきます。 / 右:終わったら、刃先に注油。
大したことのない作業のようですが、実はこの間、数万回も刃先同士がスレあって磨かれているんです!
3分経ったら、液体をキレイに拭きとって、油をさせば‥。
何ということでしょう!
サクサクという感じで、ヒゲがどんどん剃れる鋭い刃先に、仕上がっています。 体感的には、今までの3倍速以上! スゲー!!
僕の髭トリマー、8年くらい使ったけど、毎年手入れすれば、この先も一生物かも知れません。
他に、バリカンでも使える技だと思います。
何より、お手軽ですし、クレンザーなら100円で買えます。
ぜひ、お試しを!
PS:
翌日、モーターが回らなくて焦りました。 ‥壊れた!?
本体を分解して、モーター本体のシャフトを拭いてから注油したら、スムーズに動き始めました。
水洗い不可のシェーバーは、中に研磨剤が入り込む可能性が有るので、徹底的に分解掃除&注油をして下さいね。