うっかりの免許失効の後、いろいろ調べて、今後の予定を考えました。
９ヶ月たってから気がついたので、
仮免許からやり直しです。
（６ヶ月以内だったら、適性検査のみで免許の再発行可能）
選択肢は、３つ。
１，運転免許センターで、一発試験を受ける。
２，自宅から500メートルくらいの、自動車教習所に通う。
３，内地の（仮免許からの）合宿免許に申し込む。
仮免許が有れば、隣に免許歴３年以上の人を乗せれば、公道で練習できますが‥。
１は、ネットで経験談を調べると、だいたい学科試験で３回、技能試験で５回くらい必要みたいです。
これから、冬休みに入る時期なので、学生も多く、予約が順調に取れるかどうか‥。
２のジレン（沖縄での自動車教習所の呼び方）も、同じく予約が取れるかが心配。
仮免許からのスタート（第２段階のみ）でも、学科が１６時限、技能が１９時限も有ります。
（昔、東京でバイクの免許を取る時、予約が取れず、ほぼキャンセル待ちだけで技能を卒業しました）
そして問題は、
僕の仕事。
基本的に、困っている人を助ける仕事なので、断るとホントに困らせてしまいます。
今回はいったん全ての業務をキャンセルしたので、いつから仕事を再開できるかメドを立てないと、信用に関わります。 （普段、２～３週間先まで予定が入っています）
結局、
最短８日間で卒業できる、（仮免許からの）合宿免許に申し込みました。
⇒
ローソンの運転免許
今回は、暖かそうな徳島の阿北自動車学校をチョイス。
合宿費用が１７万（時期、年齢により変動）。 飛行機はLCCで、沖縄⇒大阪で片道11,000円。
他にバス代や宿泊費で、合計20万ちょっとです。
★詳細
合宿費用 170,000円
交通費支給
-8,000円
飛行機代 11,000円×2
関空⇒三宮 バス代 1,950円×2
カプセルホテル 2,600円×2
三宮⇒鳴門西 2,900円×2
合計 198,900 ＋ 食事代等
阿北自動車学校について
大昔、別な合宿免許に入った事が有ります。
たしか、山形の自動車学校だっけ。 民宿に泊まりながら、かなり離れた教習所に通った覚えが‥。
山形では、６人くらい雑魚寝だったけど（当時）、阿北自動車学校では、個室の寮です。
風呂も、ユニットバス形式のバスルームが３つ有り、深夜以外は自由に入れます。 なかなか快適！
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左：寮の個室。 ベッドとテレビ有り。 中：小さな机も完備。 右：寮の廊下。夜は雰囲気が有ります（笑）。
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左：教習所の待合室。 中：寮生用の食堂。 右：寮の窓から見た教習コース。
合宿の利点は、最短で卒業できるように、カリキュラムをキッチリ組んでくれるところ。
以下は、実際に僕が受けたスケジュール（９日間）です。
多い日は、1日に学科が６時間も入ってました。
で、
入所５日目で、効果測定 （学科の卒業試験）。
僕は仮免持ちなので、１段階を飛ばし、２段階から入所してます。
結果、最初に学ぶべき、標識などの基本知識を忘れたまま（？）講習を受けてました。
効果測定前日は、徹底的に復習して勉強しなおして、なんとか一発で合格。
それにしても、普段使わない頭を酷使すると、腹が減ります。
食事が唯一の楽しみでした。
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教習中、一番多かった写真が、給食だったりして‥。
ちなみに、スクール内は、飲酒禁止！ もし飲んだら、一発退学です。
外で飲むのは良いらしいのですが、飲み屋なんか無いし‥。
夏場など、コンビニの駐車場でビールを飲む生徒がいるとか（笑）。
いい機会なので、僕は完全に禁酒していました。
那覇マラソンに備え、肝臓を正常化できるかもと、ちょっと期待。
さて、合宿免許は、早く卒業させたいから、卒業試験は甘いのではないか？。
‥なんて考えてた時期も有りましたが、あそこまで集中して教え込まれると、身体が覚えてしまいます。
例えば、交差点の４０メートルほど手前で、頭を左右に振って安全確認してから左ウインカー、３秒後に再度安全確認して車を左に寄せ、徐行しながらぐいっと左後ろを目視してから左折、すみやかに法定速度まで加速、等々。
どの交差点でも、無意識に身体が反応します。 他、踏切の渡り方や、停車の方法、乗る前の安全確認等。
運転免許センターで一発試験を受けても、受かりそうな自信が有ります。
９日目の卒業試験は、ほぼノーミスで、無事に合格しました。
普段やってる事を、当たり前にやるだけです。
卒業試験後、ちょっと講習があって、午後には解散。
ワゴン車で駅や高速バス停まで送迎してくれましたが、出発の際に教習所の所長以下スタッフ７～８人が見送ってくれました。
これが地味に嬉しくて、僕も思わず手を振っていました。
というわけで、嫌なこともストレスも無く、過ぎてしまえばあっと言う間の合宿免許。
社会人になると、こういう機会は滅多に有りません。
「
勉強だけしてれば良い、学生の身分」って、貴重だったんだなぁ。
いつも仕事に追われている大人になると、しみじみ、そう思うのです。
豊崎の運転免許センターで、学科試験
教習所を卒業したら、免許センターで本試験に受かると、免許が発行されます。
沖縄本島では、豊崎と名護の２個所でのみ、試験を受けられます。
試験の手続きを聞くために電話すると、前日に申請書を作っておいたほうが良いと言われました。
※注：県内の教習所の場合、申請書を準備してくれます。
そのため、
近くのホテルに投錨。
夜中にもう一度、学科試験の勉強をして、本番に備えます。
7:50集合で、8:54から試験開始。 終わって15分後には合否が発表されます。
無事に一発合格して、写真撮影や初心者講習を受け、２時過ぎに免許証を受け取れました。
‥それにしても、実に長い半月でした。
お金も時間も、だいぶ無駄にしてしまったし、多くの人に迷惑を掛けちゃったし‥。
今後はホントに、免許の更新、忘れないようにしないとですね。
PS:学科の試験勉強は、iPhoneのアプリが結構使えました。
⇒
運転免許問題集 （有料）
ミスした問題は、ドリルにまとめて再確認できます。 ひと通り問題を解いてから、他の問題集もこなすと効果的。