2017年02月01日
簡単! チップLEDの外し方/打ち替え方法(自作コテ先)

チップLEDの打ち替えをしたくて、基盤に装着されたLEDランプの取り外しに挑戦してみました。
半田ゴテ2本使って、両方からハンダを溶かせば外せるそうですが、他の場所を溶かしてしまいそうで‥。
そこで、ホームセンターで入手できるパーツを使って自作のコテ先を作ってみました。
材料費は、ざっと1,000円以内。半田ゴテはDAISOの500円の30Wタイプを使っています。
用意したのは、外形4mmの銅パイプと、3mmの銅丸棒。そしてY字タイプの圧着端子です。
以下、写真で。
LEDチップ外し専用コテ先の作り方


DAISOの半田ゴテの先端部分の直径が4mmなので、自作コテ先も、それに合わせます。
しかしY字端子の内径が3.5mmと半端なサイズ。 (厚さが1mmくらいある頑丈なタイプ)
4mmの銅の棒を削って細くするのも、端子の内径を広げるのも、ちょっと加工が面倒。
そこで丸棒とパイプを組み合わせて帳尻を合わせる事にしました。
写真のように、4mm銅パイプに3mm銅棒を差し込んで、その先にY字端子を取り付ける簡単な方法です。



今回は圧着端子専用ツールを使いましたが、ニッパーなどで潰してカシメても良いでしょう。
そして、4mmのパイプを被せて、パイプカッターでカット。 これもニッパーで‥ry
1個作るのも、数個作るのも手間は一緒なので、サイズ違いやスペアをまとめて作っておくのがお勧め。
1,000円の材料で、自作コテ先10数個は作れると思います。
チップLEDの打ち替え
YouTube リンク
動画を上げておきました。 まだ手慣れてないので、おっかなびっくりですが(笑
半田ゴテをしっかり温めておいて、LEDにそっと被せると、数秒でLEDが外れます。
専用のコテ先さえ有れば、ホントに簡単な作業です。


回路は、2.2Ωの抵抗を介して、6つのチップLEDが並列に繋がれているだけでした。
このペンライト、とても便利に使っているのですが、光が青白すぎて、対象の色彩が良く判らない欠点が有りました。
そこで、高演色Ra94のチップLEDに打ち替えた次第です。
⇒ 超高演色5050 3chip昼白色 LP-WD4TS4C1A-HCRI[1915]

すこし手間取ったLEDは、光り方が悪い気がします。 できるだけ1発で決められるよう、基盤を固定したり手順をシュミレートしておいた方が良いでしょう。
というわけで完成した高演色Ra94のLEDペンライト。
これから、さらに便利に、補修屋のお仕事で活躍してくれそうです!

LEDが放熱板に取り付けられている場合、半田ゴテの熱が逃げて、うまく取り外しができません。
左の画像のLEDは、まったく外せなかったです。 全体を温める等、さらに工夫が必要です。
Posted by IGU at 13:43│Comments(2)
│加工方法
この記事へのコメント
放熱が大きく溶けない場合は、ホットプレートで予熱します。
設定温度は部品の耐熱温度以下で90~120℃前後が良さそうです。
ただ、家電のホットプレートだと低過ぎて設定範囲を逸脱しちゃいます…。
参考:リワーク用ホットプレート
http://www.gesco.co.jp/weller/se-f-01.html
あと、基板はPCB(Print Circuit Board)なので基板です。
基盤だとインフラストラクチャ等になってしまいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E7%9B%A4
設定温度は部品の耐熱温度以下で90~120℃前後が良さそうです。
ただ、家電のホットプレートだと低過ぎて設定範囲を逸脱しちゃいます…。
参考:リワーク用ホットプレート
http://www.gesco.co.jp/weller/se-f-01.html
あと、基板はPCB(Print Circuit Board)なので基板です。
基盤だとインフラストラクチャ等になってしまいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E7%9B%A4
Posted by かずな at 2017年02月26日 00:22
情報ありがとうございます!
基盤‥。 今後は気をつけます!
基盤‥。 今後は気をつけます!
Posted by IGU
at 2017年02月27日 22:44

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