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2013年06月09日

ポケットラジオを、100Vで使えるように改造してみた。(AC電源化)

ポケットラジオを、100Vで使えるように改造してみた。(AC電源化)

今回は、電子工作の初歩クラスの改造。
なんだか、自分の中学生時代を思い出す、ノスタルジックな工作です。
(‥そういうマニアックな子供でした 笑)


さて僕は普段、部屋ではFMラジオを流してます。
使用しているのは、鉄筋コンクリートの室内でも、ガンガン電波の入る、高感度ラジオ。
 ⇒ ドン・キホーテで買ったDSPラジオが高感度だった件

以前はパソコンで聞いてましたが(現在も自動録音に使用中)、マウスで音量やラジオ局を選局するのが面倒なので、最近はポケットラジオを重宝してます。


お気に入りの番組は、ハッピーアイランド。
朝から夕方までFM沖縄をかけて、夕方からは米軍放送(AFN 沖縄 89.1Mhz)。

でも、ポケットラジオの電池(エネループ×3)だと、2日くらいしか持ちません。


そこで、AC100ボルトでラジオを聴けるように改造してみました。

用意したのは、ジャンク箱に転がっていたACアダプター。 出力5Vの製品です。
そして、これもストックしてあった3mmのDCジャック。 

以下、写真にて。

ポケットラジオを、100Vで使えるように改造してみた。(AC電源化)ポケットラジオを、100Vで使えるように改造してみた。(AC電源化)
▲左:電子工作のお店で買える、小型のDCジャック。 / 右:適当な5VDCのアダプター。

ポケットラジオを、100Vで使えるように改造してみた。(AC電源化)最初、ACアダプターを繋ぐと、電池にも電流が流れて、破裂しないか心配しましたが、この点は大丈夫なようです。
テスターで調べると、DCジャックの内部にはスイッチが入っていて、外部電源を繋ぐと、電池の回路を切り離す事が可能でした。

それさえ解れば、後は本体を加工して、配線をつなぎ替えるだけです。


ポケットラジオを、100Vで使えるように改造してみた。(AC電源化)ポケットラジオを、100Vで使えるように改造してみた。(AC電源化)
▲左:内部に部品が無い箇所に穴あけ。 / 右:DCジャックに配線を繋ぎ、ケースに接着。

ポケットラジオを、100Vで使えるように改造してみた。(AC電源化)  ポケットラジオを、100Vで使えるように改造してみた。(AC電源化)
▲左:整流用ダイオードで電圧を落とします。 / 右:実測、約4.6Vの供給電圧。

ノーマルのラジオは乾電池3本仕様(4.5V)。
今回のACアダプターは5V(開放電圧、実測5.4V)なので、念の為に整流ダイオード(0.6Vほど電圧降下します)を組み込んでおきます。 

これ、レギュレーターICとかを知らなかった中学生の頃、よく使った手法です。
‥うーん、ノスタルジック(笑)。
注:昔は『ラジオを作る』という趣味が、ジャンルとして存在してたんですよー

最後に、今一度配線を確認して、電源オン。

前に作った自作スピーカーに繋ぐと、陽気な音楽が流れてきます。
電池の心配無しに、いつまでも鳴り続けるのが、とっても便利!!

作業や料理が捗(はかど)りそうです。

ポケットラジオを、100Vで使えるように改造してみた。(AC電源化)
▲実際の稼働状況。 キッチンで料理しながら聴ける位置にセットしました。 





100ボルトを直流に変換してくれるアダプターは、各種あります。
⇒ 3V 3.3V 5V (秋月電子 送料500円)

例えば、乾電池4本タイプのラジオだったら、昔の携帯用充電器(5~5.6V)をそのまま繋げられます(容量、実際の電圧を要確認!)。
 





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