ATOKの辞書をGoogle日本語入力にインポートする方法

IGU

2010年03月19日 20:48

今日19日、「Google日本語入力」のベータ版がアップデートされました。
現在の最新バージョンは「0.10.288.0」

ちなみに、「バージョン」と打つと「GoogleJapaneseInput-0.10.289.100」等と変換されます。
(間違えて開発版を入れてしまった…。アンインストールすると調子悪くなるので、後でOS入れ直そう…orz。)


僕は普段、ATOKを使っているのですが、久しぶりに「Google日本語入力」を試したら、以前よりも、かなりキビキビ動くようになっています。

親指シフト入力の高速打鍵で打っていくと、目にもとまらぬ速さで変換候補が出ては消えていく感じです。(ちょっと大げさ 笑)


さて、IME(変換ソフト)は、使い込むにつれて、言葉を覚えて賢くなる学習機能が付いています。
逆に言うと、他人のPCや、新しいIMEは、変換がしにくく、かなり使いにくいのです。

「Google日本語入力」の新バージョンでは、ATOKの辞書をインポートできるそうなので、さっそく試してみました。
以下、簡単なマニュアルを書いておきます。

ATOKのツールバーから、辞書ユーティリティを起動。



▲ツール → 用語・用例の一覧出力を選択。



▲デスクトップなどの判りやすい場所に「ATOK辞書.txt」などの名前で保存。


ここでIMEをGoogle日本語入力に切り替えます。
(MS-IMEは、だいぶ以前に外してしまいました。)


ツール → 辞書登録。



▲ユーザー辞書を右クリックして、「この辞書にインポート」(または「新規辞書にインポート」も選べます)。



▲さっき作った「ATOK辞書.txt」を選択して、インポート。
(このファイルを開くと、「$」などの記号が混ざっていますが、特に削除しなくても大丈夫でした)



▲無事、辞書のインポートに成功。(あとから、新規辞書「ATOK」を作っておきました)


普段、ATOKで出てこない単語でも「Google日本語入力」では結構変換できるのですが、友人のニックネームなど、日常の何気ない単語変換が使えるのは嬉しいです。

個人的には、最新バージョンのATOKが安ければ、そっちを使いたいところですが、古いバージョンのATOKだと、「Google日本語入力」と、どちらが良いか迷う感じです。

慣れた道具は使い易いですが、変化も受け入れないと、かなぁ…。


注:
・現在の「Google日本語入力」では「ふいんき」でも「ふんいき」でも、「雰囲気」に変換されてしまいます。正しい日本語が…。
・インターネットエクスプローラーの7/8でフリーズが報告されているようです。

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