2010年11月22日
2年前の、手作り仕事机をリニューアル!
現在のアパートに引っ越した当時、部屋に合わせて、いろいろ棚や机を手作りで制作しました。
(このネタ、書いたと思っていたけど、ブログに見あたらないようです)
今回は、当時の製作記と、昨日行ったリニューアルのお話など‥。
とにかく、でっかい机が欲しい!
市販で適当な品が見つからないので、材料を集めて手作りしたのが、現在使っている仕事机です。
ほんとうは、幅5メートルくらいの、無駄なくらいに大きな作業机が欲しいけど、場所の都合もあるし‥。(いずれ家を建てる際には、この夢、叶えたいと思います 笑)
← 引越し当時、作りたての状況。
制作した机のサイズは、幅175cm×縦75cm。材質は5.5mm厚のMDF。間に木片を挟んだ中空構造で、軽量に仕上げています。(MDF:木質の繊維を成形したボード)
MDFは表面がある程度の平滑に仕上げられているので、塗装の下処理が簡単なのもメリット。(木材だと、砥の粉で目止めしてペーパーヤスリで馴らす必要があります)


▲左:木片を切り分け、軽量な中空構造にしています。 / 右:塗装中。肉眼ではチカチカして明度の高い色が判りません。
表面の塗装は、アパートでは無理なので、本部町の自分の土地で作業しましたが、意外な問題がありました。
作業したのは夏(9月)だったので、あまりの照度の高さに目がチカチカして、表面の塗料の吹き付け状態がまるで判りません。
他にも塗装した部材があって、レモンイエロー、アイボリー、ベージュ、ホワイトの塗料を使い分けたのですが、色の判別すら難しい状態。
恐るべし、沖縄の太陽! 圧倒的に光のエネルギーが強すぎます。
途中で車の中を探してサングラスをかけたら、少しはマシになったけど、分かる色の違いは、わずかな差異。
家に帰って、電灯の下で見ると、それぞれの色がハッキリ違って、驚いたのを覚えています。

▲2人並んで作業できるスペースが完成!
2年も使うと、さすがに天板が汚れてきます。
また、MDFは木質繊維なので、塗装に傷が付くと、その部分が水分を含んで膨張してしまいます。
一応、中央にビニール・シートを敷いていたのですが、気づかぬうちに周辺に傷が‥。
今回、新しいパソコンを置こうとしたら、傷みや汚れが気になって仕方ないので、ホームセンターを回って対策を考えてみました。
考えた対策方法は‥。
1,塗装し直す(下処理から含めると数日かかる)
2,厚手のビニールシートを乗せる(意外と価格が高い)
3,いっそ、床用の大理石調のビニールタイルを敷き詰める(いや、さすがにちょっと‥)
4,ガラス屋さんで、サイズを合わせて新しい天板を作ってもらう(他力本願 笑)
う~ん。なかなか良い方法は無いものです‥。
ダメもとで、アクリル板のコーナーに行くと、思いがけない素材が有りました。
それは、硬質塩ビ板。
塩化ビニールは、屋外でもよく使用される、安価で耐候性の高い素材です。(表面の傷は付きやすいです)
アクリルには劣りますが、透明で頑丈。厚さ数ミリ程度なら、ほぼ同じような外観です。
この透明シートが、1800mm×900mm×1mmサイズで1,780円。
他に、0.5mmや 2mm厚も有りましたが、1mmが一番安くてお得。 厚手だと加工しにくいし、薄いと耐久性が不安なので、僕にとってもベストです。
両面に保護紙が張ってあり、片面は白紙だったので、そちらを残すと白いガラスの天板のように見えるかも!
早速、買って帰り、机に合わせてカット。
あんな悩んだのが嘘のように、あっという間に完成です。


▲左:机に置いたモノが、なんでも反射しています。 / 右:適当な部品を置くと、それっぽく見えます。撮影に良いかも。
というわけで、リニューアルした仕事机。
安い材料とは思えない、なかなかの質感です。
今回は、片面の保護紙をそのまま残した手抜きの仕上げですが、下に英字新聞を置いたり、トレーシングペーパーや障子紙、シンプルな柄のファブリックを置いてもいいかも。
ダイニング テーブルのビニールクロスの代わりにも、使えそうですよー。

(このネタ、書いたと思っていたけど、ブログに見あたらないようです)
今回は、当時の製作記と、昨日行ったリニューアルのお話など‥。
2年前に手作りした机の事

市販で適当な品が見つからないので、材料を集めて手作りしたのが、現在使っている仕事机です。
ほんとうは、幅5メートルくらいの、無駄なくらいに大きな作業机が欲しいけど、場所の都合もあるし‥。(いずれ家を建てる際には、この夢、叶えたいと思います 笑)
← 引越し当時、作りたての状況。
制作した机のサイズは、幅175cm×縦75cm。材質は5.5mm厚のMDF。間に木片を挟んだ中空構造で、軽量に仕上げています。(MDF:木質の繊維を成形したボード)
MDFは表面がある程度の平滑に仕上げられているので、塗装の下処理が簡単なのもメリット。(木材だと、砥の粉で目止めしてペーパーヤスリで馴らす必要があります)


▲左:木片を切り分け、軽量な中空構造にしています。 / 右:塗装中。肉眼ではチカチカして明度の高い色が判りません。
表面の塗装は、アパートでは無理なので、本部町の自分の土地で作業しましたが、意外な問題がありました。
作業したのは夏(9月)だったので、あまりの照度の高さに目がチカチカして、表面の塗料の吹き付け状態がまるで判りません。
他にも塗装した部材があって、レモンイエロー、アイボリー、ベージュ、ホワイトの塗料を使い分けたのですが、色の判別すら難しい状態。
恐るべし、沖縄の太陽! 圧倒的に光のエネルギーが強すぎます。
途中で車の中を探してサングラスをかけたら、少しはマシになったけど、分かる色の違いは、わずかな差異。
家に帰って、電灯の下で見ると、それぞれの色がハッキリ違って、驚いたのを覚えています。

▲2人並んで作業できるスペースが完成!
天板の傷みを、どうするか

また、MDFは木質繊維なので、塗装に傷が付くと、その部分が水分を含んで膨張してしまいます。
一応、中央にビニール・シートを敷いていたのですが、気づかぬうちに周辺に傷が‥。
今回、新しいパソコンを置こうとしたら、傷みや汚れが気になって仕方ないので、ホームセンターを回って対策を考えてみました。
考えた対策方法は‥。
1,塗装し直す(下処理から含めると数日かかる)
2,厚手のビニールシートを乗せる(意外と価格が高い)
3,いっそ、床用の大理石調のビニールタイルを敷き詰める(いや、さすがにちょっと‥)
4,ガラス屋さんで、サイズを合わせて新しい天板を作ってもらう(他力本願 笑)
う~ん。なかなか良い方法は無いものです‥。
ダメもとで、アクリル板のコーナーに行くと、思いがけない素材が有りました。

塩化ビニールは、屋外でもよく使用される、安価で耐候性の高い素材です。(表面の傷は付きやすいです)
アクリルには劣りますが、透明で頑丈。厚さ数ミリ程度なら、ほぼ同じような外観です。
この透明シートが、1800mm×900mm×1mmサイズで1,780円。

両面に保護紙が張ってあり、片面は白紙だったので、そちらを残すと白いガラスの天板のように見えるかも!
早速、買って帰り、机に合わせてカット。
あんな悩んだのが嘘のように、あっという間に完成です。
意外なくらいの上質感が‥(笑)


▲左:机に置いたモノが、なんでも反射しています。 / 右:適当な部品を置くと、それっぽく見えます。撮影に良いかも。
というわけで、リニューアルした仕事机。
安い材料とは思えない、なかなかの質感です。
今回は、片面の保護紙をそのまま残した手抜きの仕上げですが、下に英字新聞を置いたり、トレーシングペーパーや障子紙、シンプルな柄のファブリックを置いてもいいかも。
ダイニング テーブルのビニールクロスの代わりにも、使えそうですよー。

Posted by IGU at 21:58│Comments(2)
│工作、いろいろ
この記事へのコメント
光沢が良い感じですね。真似したいです。
以前ほとんど雨音がしないという理由で透明の塩化ビニールでベランダのヒサシ作ったんですが紫外線で三年ぐらいで変色してしまいました。
今は別の安い材料探してます。
以前ほとんど雨音がしないという理由で透明の塩化ビニールでベランダのヒサシ作ったんですが紫外線で三年ぐらいで変色してしまいました。
今は別の安い材料探してます。
Posted by ta-isa
at 2010年11月22日 23:13

沖縄の紫外線はハンパ無いですからね。
逆に、よく3年も耐えたなぁと思います。貴重な情報、ありがとうございます。
ガルバのトタンなら、10年くらいはサビに耐えると聞いたことがあります。
ペンキを塗り直せば、そこからまた長年持つとも‥。
逆に、よく3年も耐えたなぁと思います。貴重な情報、ありがとうございます。
ガルバのトタンなら、10年くらいはサビに耐えると聞いたことがあります。
ペンキを塗り直せば、そこからまた長年持つとも‥。
Posted by IGU
at 2010年11月25日 20:44

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