以前、コンパネ(180×90センチのベニヤ板)を運ぶ必要があって、インテリアバーを付けてみました。
座席の側面上部のアシストグリップに引っ掛ける形で、2本のバーを左右に渡し、その上にベニヤ板を載せます。
ステップワゴンRGはベニヤ板を積んでも、後部座席だけで収まり、運転席の頭上に影響は有りません。
S-MXからの乗り換えなので、この広さには、感動!
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左:インテリアバーを取り付け。 / 右:コンパネを積載。 ⇒ ステップワゴンRGの荷台に、棚を作る (溶接)
※注:写真のインテリアバーの耐荷重は一本5キロまで。 コンパネは、1枚10キロ程度有ります。
滅多にベニヤ板は積まないし、そのままで良いかとも思ったけど、前方にストッパーが無いと危険です。
それに、積むときは、何枚かまとめて積むことが多いし‥。
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右:小物を積んで、急ブレーキをかけた後の状態。 荷物が落ちて来ます‥。
さて、以前ブログに書いた記事で、
僕が海で死にかけた話 というエントリーが有ります。
⇒
僕が海で死にかけた話。‥with手作りシーカヤック(その1)
⇒
僕が海で死にかけた話。‥with手作りシーカヤック(その2)
文中でアピールしたかったのは次の内容。
最悪の時に、最悪のコトが重なると、命が危ない! (重なるべくして重なる)
だから、普段から、危険の芽を摘む対策が必要!!
例えば、今回のインテリアバーに、ベニヤ板を積んでる時に急ブレーキを踏んだら、どうなるか‥。
⇒ ベニヤ板が滑って後頭部を直撃!
または、
⇒ ベニヤ板がフロントガラスを塞ぎ、視界不良‥。
最悪は、
⇒ 頭を直撃されて、フロントガラスを損傷。(車のガラスは内側からの衝撃に弱いです)
どのパターンでも、車はコントロールを失って、次の事故に繋がりかねません。
怖いですね‥
なるべく安全なキャリアを作ってみましょう。
以下、写真で。
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左:高速カッターで角パイプをカット。 15×40mm。 / 右:自宅のボール盤で穴あけ。
ホームセンターで見つけた鉄製の角パイプを、お店の高速カッターで切断し、端部を錆止め処理しておきます。
そして、何度もサイズを測り、適当な位置にボール盤で穴あけ。
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左:あえて下穴を開けてから、セルフタッピングで取り付け。 / U字金具と、緩み止めナット。
セルフタッピングスクリューで角パイプどうしを締結。
アシストグリップとは、U字金具で取り付け、緩み止めナットで締めておきます。
肝心のストッパーは、ステンレスの金具を、タッピングで取り付けました。
今回のインナーキャリアは、190センチまでの長物を積めます。
ステンレスのストッパーは、さらなる長物を積む時は取り外しでき、その際は、240センチ程度まで行けます。
※ストッパーを外したら、ゴムバンドなどで荷物を固定する予定。
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完成したインナーキャリア。
後から、100均のメッシュ金具をタイラップで取り付け、薄物を載せられるようにしました。
それほど後方視界への影響も無く、いざというときは車内にコンパネを3~4枚積めるステップワゴンの完成です! (雨でも大丈夫!!)
昔、レーシングライダーの友人たちが、トランポに凝っているのを羨ましく見てましたが、職人には職人の、車のいじり方が有るのです。