僕は騒音や粉塵の出る工作をする際、アパートの室内ではなく、自動車のバッテリーにインバーターをかませ、近所の空き地で100V電動工具を使います。
(周囲に迷惑のかからない場所です。 それにしても、工房が欲しいなぁ‥)
なので、愛車のバッテリーのコンディションは、いつも気になる所‥。
今回、手頃な電圧計を見つけたので、電圧監視用に、愛車のステップワゴンRGに組み込んでみました。
左の写真は、Amazonで発見した、超小型の激安電圧計。
これ、なんと送料込みで、1個600円!!
⇒ Amazon
【elfin203】小型デジタル電圧計 白 3.0V~30V (2線式=別電源不要/埋込型)
サイズは、基板の出っ張りをカットすれば、幅23ミリ程度。
ほんの指先くらいのサイズです。
配線は、プラスとマイナス2本だけで、駆動可能。
一部の組み込み用電圧計は、別途5ボルトのアイソレートされた別電源が必要な場合もあるので、これは便利。
裏側に校正用のVRが付いているので、正確な測定も可能です。
デザインは、車体を改造せず、ポン付けで考えてみました。
とすると、余っているスイッチのカバー部分が、位置的に良さそう。
電圧計は超小型なので、このサイズで作れそうです。
以下、写真で。
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左:型枠を作って、樹脂を流し込み(表面パネル用) / 右:樹脂板を曲げておきます。
表面がザラザラしたポリプロピレン板(ダイソー)に、粘土で型枠を作って、半透明の黒色に着色した樹脂を流し込み。
⇒ 参考ページ:
「レジン」の代用に! 不飽和ポリエステル樹脂の まとめ。
固まりかけたところで、スイッチカバーのカーブと同じ角度で、曲げておきます。
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左:グラインダーで、外周をカットして整形。 / 右:マスキングしてから、透明樹脂で電圧計を接着。
大きめに作っておいて、後からグラインダーで削ってサイズ合わせ。
サイズが整ったら、型枠を作ってから、透明樹脂で電圧計を接着します。
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左:樹脂を注入。 / 右:完成した組み込み用の電圧計ユニット。
さらに黒く着色した樹脂を流し込み。 途中で、木の下駄を埋め込んでおきます(位置決め用)。
高さを合わせてグラインダーで削れば、組み込み用の電圧計の出来上がり!!
配線は、少し長めのケーブルで延長しておきます。
オーディオの配線から分岐できるよう、ギボシを加工。
あとあと、別な機器を接続できるよう、予備のギボシも付けておきます。
(※今回は仮組みで、いずれバッテリー直結に加工予定。)
時間が空いた時に、ささっと組み込めば、車載電圧計の取り付け終了。
完成です!!
なんていうか、純正のように収まった、このさり気なさ感が、シブいでしょ!
今回は、
オトナの工作。 そんな一品です。