便利な洗濯ハンガー自助具

IGU

2010年04月23日 19:23

僕は身体にハンディがある方の自立について、多少の関心を持っています。

過去、相談されるままに、いくつかの自助具を作ってきました。
(これらの記事、結構、検索される方が多いようです)

福祉用具 スプーン
福祉用具 スプーン その2
ソックスエイド

今回は、障害のある方も、普通の方も、両方が便利なライフハック。
元ネタは確か、テレビだったと思います。


用意するのは、ごく普通の洗濯ハンガー。
それと、100均で買える、タイラップ(結束バンド)。

このタイラップを、洗濯ばさみの「取って」に通すだけ。
(ズレ防止に、一回り小さなタイラップで付け根を止めておくとベスト)

 

たったこれだけの作業で、洗濯物を取り込むのが、劇的に簡単になっちゃいます。

仕組みは、てこの原理で、下に引っ張る力が洗濯ばさみを開く方向に働くのを利用したもの。


動画でどうぞ。


干すときは普通に洗濯ばさみを広げて干しますが、取り込みは一瞬。
洗濯物を掴んで引っ張るだけです。
(一見、力ずくで引っ張っているように見えますが、意外と力は加えていないです。)

← 沖縄では、紫外線ですぐにプラスチックが劣化します。
表面から、だんだん崩れていく途中の状態…。

これを作ったのは何年か前なので、タイラップも劣化して変色しています。



ちなみに、英語では、挟まれる事を「ピンチ」と言います。

ウルトラマンがピンチとは、挟まれちゃった。という状態。
そして、ウルトラマン大ピンチとは、ウルトラマンが大挟まれ。という意味。
地球の平和を、こんな挟まれてばっかりのおっちょこちょいに任せて良いのだろうか?

という話を、これもどこかで読んで笑ったのを思い出したので、追記しておきますね。
(ほんとはstuckとかclip、nipあたりかと思いますが、ネタと言うことで)

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