作る人 （つくるんちゅ）日記

知り合いから、「最近、マニアックなブログでなくなって、読みやすくなってきた」という、お褒めの言葉（？）を頂いた。
そういえば最近、身の回りの話題ばかりだなぁ…。

しかし、僕のブログの場合、検索エンジン経由の方が大多数で、そのほとんどがマニアックネタ。（右の「人気記事ランキング」を参照！　）


というわけで、初心に帰って（？）変なソフトの紹介と解説。

「Macrium Reflect FREE Edition」という、Windowsが起動したままの状態で、Cドライブをイメージ化してバックアップすることができるソフトのお話し（英語版）。

このソフトは起動用のCDを作る機能があって、普通のPCならこれ一本でシステムのバックアップとリストアが可能という実に便利なソフト。しかも、無料だ。

しかし、ネットブックの場合は、CDドライブが無いので、使うことができない。

じゃ、どうするかと言うと、CDのイメージをUSBに焼き付けて、USBから「Macrium Reflect FREE Edition」を起動させて、バックアップのイメージをCドライブに書き戻す方法を試してみた。

※ちょっと遠回りなので、ビギナーの方は前に書いた｢Acronis True Image｣を使った方が簡単。こちらは市販のソフトだけど、日本語で使えるし、無料の体験版でも今回書いた内容とほぼ同じ事が可能です。

まずはサイトにアクセス。
URLはhttp://www.macrium.com/ReflectFree.asp


「Download Now」をクリック。

アイコンをクリックすると「Macrium Reflect FREE Edition」のインストーラーが起動します。
以下、スライドで。

続いて、Cドライブをバックアップします。このソフトは、Windowsが起動したままの状態のCドライブをイメージ化できます。

同じく、スライドで。

これで、Cドライブがイメージとして保存されました。

次に、このバックアップしたイメージをCドライブに書き込むために、ブート用USBメモリーを作ります。

まず、次のサイトで、USBにCDのLinuxイメージファイルを書き込むソフト「unetbootin-windows」をダウンロードしておきます。（09年9月現在のバージョンはunetbootin-windows-357.exe）
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_unetbootin/
または、http://sourceforge.net/projects/unetbootin/files/

「Macrium Reflect FREE Edition」の画面で作業開始。

最後にバックアップの進め方です。
いったんWindowsを終了し、起動用USBを差します。
機種によっては、USBから起動できるようにBIOS設定を変える必要があります。今回はソフトの紹介なので、解らない人はGoogleにてチェック。
あと、一部の英語で解読できない部分があったので、解説が正確で無い可能性もあります。各自で確認願います。

というわけで、Cドライブのバックアップの方法の一例でした。
調子のいいときにシステムのバックアップを取っておけば、後から10数分で書き戻せるので便利です。

僕はいろんなソフトを試したりしているので、しょっちゅうシステムが不安定になります。
いまだに、ソフトの相性の問題はあって、同時にインストールすると調子が悪くなる組み合わせがあったりします。
それでも、特定のソフトを使う必要がある事もしばしば。

でも、今回の作業で元通りにできるので、問題ナシというわけ。

最後に、今回のネタはWindowsのシステムが入っているCドライブそのものを書き換える作業なので、失敗するとWindowsが起動できなくなります。自己責任にて、よろしくお願いします。



この記事は、ネットブックをサーバー化 → 「ネットサーバ」- その４の続編です。

■便利な使い方＆お勧めソフト
　　その１、ファイル共有＆プリンターの共有
　　その２、CD／DVDをイメージ化！
→　その３、Cドライブ（システム）をバックアップ！
　　その４、外出先から自宅のPCを操作！
　　その５、メールを指定のアドレスから携帯に転送！　　　　　　　　（以下、作文中）
　　その６、データを簡単バックアップ！
　　その７、決まった時間に再起動！